昨日、下京区烏丸通りで歩道に車が突っ込んで行くという凄惨な事件があった。
日曜日の昼下がり。
観光で訪れていた家族が巻き添えにあったという。

実は、事故直後の現場をバスで通りかかった。
気になる仕事が残っていたため、遅めの朝ご飯を食べて職場に向かっていた。
現場は職場の目と鼻の先。

ちょうど事故は反対車線で起こっていた。事故があったすぐ近くの交差点で、バスが信号待ち。その悲惨な光景を目の当たりにした。
負傷して倒れている被害者の家族らしき男性が、発狂している。

愛する人が倒れている。

身内が目の前で訳のわからない事故に巻き込まれたら、僕だって発狂するだろう。正気で対処出来るか?と問いかけられたら自信がない。

きっと、計り知れない怒りや苦しさが襲ってくるのだろう。

夜のニュース番組ではヘッドラインニュースの扱いだった。

事故を起こした男は「運転したことを憶えていない」。

そんな簡単な言葉を通用させてはいけない。
許されないし、許してはいけない。
事故にあったその家族は、一生忘れたくても忘れられない出来事になったはずだ。

テレビ画面に映る、歩道に痛々しく形が変わった車と残骸。
その車をバスの窓越しで見た。
死者が出ていなかったことだけが不幸中の幸いだったと思うしかないのかな・・・。

で、テレビは次のニュース。「京都市下京区烏丸通りにある漢検・・・・・・」
また下京区烏丸通り。
エディットモードの事務所がある場所は、この交通事故と漢検本部の間に位置する。

近くで起こった悲惨すぎる出来事、気を付けようのない事故や事件。
今日は、下京区烏丸通りが話題の中心だった。