実は毎年田畑の世話をしています。主に野菜。
10数年前から父が始めた田畑の手伝い程度ですが。
山を少しだけ開拓し、耕した畑です。そのおかげでおいしい野菜が食べられます。
でもときどき、夜中に晩ご飯を食べてないことに気付いて、
コンビニや24時間開いているスーパーに駆け込んでも、
並んでいる食品を目の前に迷い過ぎて無駄な時間を過ごすこともあります。
結局何にも買わずに出たり、安さと早さを優先して食べたくない物を選んだりすることもしばしば。まず最初に自分の生活の見直しをする必要があるのだけど、食べたいものを選びにくいくらしが都市生活の中にあると思います。
あなたの暮らしには「農」がありますか。
農業とか食に興味のある方におすすめの催しがあります。

田園ドリームプロジェクト・イベント ♯2
「いただきます。の向こう側 〜中沢新一氏×藤波源信氏×石津大輔氏が語る「農と食の心」〜」
2009年8月22日sat. 16:00-21:00 料理体験・食事・トークセッション
2009年8月23日sun. 7:00-13:00 農業体験・食事

参加費:
料理体験・食事・トークセッション:8400円/30名
宿泊&農業体験:13650円/10名
※先着順につき、定員を超え次第応募を締め切らせていただきます。予めご了承ください。

出演:
中沢新一/人類学者、多摩美術大学芸術人類学研究所所長、くくのち学舎舎長
藤波源信/北嶺大行満大阿闍梨、山宝珠院住職
石津大輔/米農家、「針江のんきぃふぁーむ」経営

会場:
ソラノネ紀伊国屋(滋賀県高島市安曇川町田中4942-1)
※宿泊/針絵生水の郷体験処(滋賀県高島市新旭町針江369)

イベント概要:
「田園ドリームプロジェクト・イベント#2」は、”いただきます。”がテーマです。
竃炊き込み料理体験と農業体験、そして中沢新一氏×藤波源信氏×石津大輔氏による、”いただきます。”をテーマにしたトークセッションなど、農業はもちろん、日本人のお米と食に対する心を再認識できる1泊2日のイベントを実施します。

会場アクセス:
JR西日本湖西線「安曇川駅」より車で約10分

問い合わせ
shin-bi/TEL:075-352-0844
http://www.shin-bi.jp/modules/wordpress1/index.php?cat=1

プロフィール:
中沢新一(なかざわ・しんいち)
1950年、山梨県生まれ。人類学者。多摩美術大学芸術人類学研究所所長、くくのち学舎舎長。チベットで仏教を学んだ後、宗教から哲学まで、芸術から科学まで、あらゆる領域にしなやかな思考を展開する。近年は人類の思想総体をあつかう「対称性人類学」を構想・開拓。著書に『チベットのモーツァルト』『フィロソフィア・ヤポニカ』『カイエ・ソバージュ(シリーズ全五巻)』『アースダイバー』などがある。
http://kukunochi.jp/

藤波源信(ふじなみ・げんしん)
1959 年、三重県生まれ。北嶺大行満大阿闍梨。17歳のとき、比叡山延暦寺にて得度を得る。1984年回峰行初百日行達成。1993年、「山家学生式」による十二年篭山行に身を投じ、同時に千日回峰行の修行に入る。2003年9月18日、満行。2005年、十二年篭山を円成する。現在比叡山山麓、飯室谷松禅院の自坊にて、ほぼ13時より毎日護摩供養と加持を行っている。
http://www.chugainippoh.co.jp/NEWWEB/n-interviews/Nint/n-d031004.htm

石津大輔(いしづ・だいすけ)
1982年滋賀県高島市針江生まれ。米農家。針江にて生産から加工までを一貫しておこなう「針江のんきぃふぁーむ」を経営。「食と農を明日へつなぐ」をモットーに、安心、安全な農作物、加工品を消費者へ届けている。田園ドリームプロジェクト実行委員会。滋賀の魅力は、”人が生きるために必要なすべてが揃っているところ”。
http://nonkifarm.com/

主催:
田園ドリームプロジェクト実行委員会

協力:
くくのち学舎、多摩美術大学芸術人類学研究所

田園ドリームプロジェクトとは?:
生態系を守る手段であり、産業でもある農業を次世代に伝え続けるにはどうすべきか…。この大きな課題に挑む滋賀の若者たちと意見を交わし、農業の未来を考えながら、滋賀の第一次産業に関わる後継者を生みだし、育むことを目的とするプロジェクト。

The 田園 -photography by MOTOKO-
http://www.maff.go.jp/j/p_gal/motoko/index.html