卓球をしていて、左膝を傷めた。
歩くと痛いので左足をかばう自分がいることに気付く。
日常生活の中に「傷み」があると思考が変わることにも気付いた。

なにか理由が必要なとき、随分と言い訳と嘘を重ねたこと。
あの子のレギンスの丈が膝下かくるぶしか。

片道一時間、往復二時間の車窓。
地下鉄でうずくまる昼下がりの中学生。

最近は毎日、食事と移動している以外はパソコンの前にいる。
机に積み上げられたCDと思考の山。
作業と発想、操作と想像。

歩くといたいから、試しに走ってみる。
ハセケンの歌、ガルペプシのイメージ。

睡眠は昨日と明日の間で、面白すぎる2、3時間。

クリエイションな毎日は、プラスチック容器に入った食物や、
深夜2時を過ぎて作り始めるペペロンチーノと共に、
塔状に積み上げられた衣類を横目に、
石けんをつけて、靴をたわしで磨く。

伸びてきた髪を鏡の前で束ねて、
まだだ。

仏陀やキリストが例え話でしか語れなかった宇宙があるように、
「愛」を語る地球上で最も幸せな時間がここにあるような気がします。

「夜熟睡しない人間は多かれ少なかれ罪を犯している。彼らはなにをするのか。夜を現存させているのだ」(モリス・ブランショ)

掛け違えたボタンのように、時間を掛け間違えました。
でも、毎日喜びや感謝があるので良しとしています。
夏は中旬以降に楽しみたいと思います。