1月16日、Refsignの事務所を会場に行われた
“NIT Kyoto vol.2 / 名和 晃平”に行って来ました。
名和さんは言わずと知れた日本を代表する若手現代美術家です。
(よく知らない人はググってみましょう)
彫刻という領域で、身の回りにある形の表面を、
あるエフェクトを加えて膨張させたり、屈折させたりした作品を作っています。
話を聞いていて、個人的に面白いと感じた言葉は
「彫刻の体験が身体に染み込んで、その身体でまたドローイングをかく」でした。
日常生活で、何か身体に不調を感じない限り自分の身体を感じることは
難しいことです。
いろんな達人は単純な所作を何万回も繰り返して
何かの理を得ているんだと思うけど、
達人まで達してなくても、
身体と自分はいろんな意味で信頼関係があるなと思っています。
話を聞いていて、名和さんなりの制作する身体が、
感覚や思考と繋がって、とても良い形で循環してるんだと思いました。

あと、やっぱり世界のどこでもなく京都で制作していることと、
制作環境を公開して様々な人と交流・刺激しあえる場を作っている
という二つことが名和晃平という人の魅力を増しているのだなと感じました。

SANDWICH
http://www.art-it.asia/u/ab_nawak/NUYAO6CjmJt5IKR9la2o

後編へとつづく