眠りはまぶたを蔽うや、善きも悪しきも、すべてを忘れさせるもの
「記憶」をテーマにしたダンス公演で音楽と音響を担当しています。
昨年の7月に初演した『Groundless-ground(s)』の続編という位置づけされた作品です。
特設サイト >> http://www.veuvesjumelles.com/g-gs2/
今日現在(6/21)も、音楽制作のまっただ中です。日々、重いまぶたとの闘いなのです。
続編といっても、物語でいうところの「つづき」ではなく、ジョジョにおけるスティール・ボール・ランのようなパラレルワールドとしての意味が多いようです。
舞台作品の音楽制作は何とも不思議な体験の連続です。
聞こえる音にふと意識を持っていかれ、浮遊したり沈殿したりします。
日常生活に支障のないようにしたいと思いながらも、身体が停滞してしまいます。
僕も制作をしながら踊っているのかもと思ったり。
と、そんな感じで毎日、苦しいながらも楽しく制作しています。
詳しい制作秘話的な話題は、また今度公演終了後にでも綴りたいと思います。
良かったら見に来て下さい。
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双子の未亡人 「G-g(s)」
昨年の7月にArt Theater dB神戸で初演した『Groundless-ground(s)』を、『G−g(s)』と改題し、タイトルの変容に等しく、更にシンプルで凝縮したダンス作品をお届けします。前作より引き継ぐ “記憶”というテーマを手引きとして、身体がもつ記憶のもろさや層の深さ、そして曖昧さについての考察を、身体そのもので表現しようと思います。
ダンサーが踊るとき、それは単に振付をなぞってわけではなく、自らの記憶と身体との間を拮抗させる、あるいは両者のやりとりを遊んでいる状態にあるといえます。どのようにしてその一瞬一瞬の駆け引きが表に立ち現れ、動きの連なりとなるのか。抽象的で曖昧でありながら明確、この相反するダンサーの身体そのものを楽しんでいただき、また体感を“記憶”として持ち帰っていただければ幸いです。
特設サイト >> http://www.veuvesjumelles.com/g-gs2/
【演出・振付】佐伯有香
【出演】荻野ちよ、河合良平、齋藤 亮、佐伯有香、福井幸代、正木悠太、吉田 祐
【日時】2012年7月7日(土)15:00/19:00、8日(日)15:00
*開演30分前より受付開始
【会場】AI・HALL 伊丹市立演劇ホール<アイホール>
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号
>> http://www.aihall.com/
<アクセス>
JR宝塚線(福知山線)伊丹駅下車西側すぐ
阪急伊丹線(塚口駅乗換)伊丹駅下車、東へ徒歩約7分
【料金】
前売¥2500(当日¥3000)
ペアチケット¥4500(双子の未亡人HP予約のみ・25枚限定)
【チケット取り扱い】
双子の未亡人HPご予約サイト
http://www.veuvesjumelles.com/g-gs2/
アイホール
TEL. 072-782-2000(9:00~22:00/火曜日休館)
京都芸術センター
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町545−2
チケット販売窓口(11:00〜20:00)
【スタッフ】
音響:山崎伸吾
照明:筆谷亮也
舞台監督:大田和司
制作:大藪もも(Mt.Bo-Bo)
印刷物デザイン:南 琢也
Webデザイン:柏田由香
主催:双子の未亡人
共催:AI・HALL (次世代応援企画 break a leg)
協賛:資生堂
協力:京都の暑い夏事務局、モノクロームサーカス、初音館スタジオ、中村加工所、B.suhyun
京都芸術センター制作支援事業
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