はじめまして、この度Refsignに寄稿することになりました。
山崎(多所属)と申します。
音楽を聴くこと、気になるリトルプレス、「怒り」などなどについて書こうと思っています。
あと多所属なのでお知らせとかも書かせて下さい。

6/6に京都で行われた2つのコンサートについて、

一つ目は法然院という鹿ヶ谷にあるお寺が会場
“P-hour presents with frogs”
出演は大友良英、ハラカミレイ、ZAK。

40畳くらいの会場は前方と後方に庭が広がり、
庭の池ではモリアオガエルがケロロと鳴いています。
アーティストは会場の真ん中、8台のスピーカーは会場を囲むように配置され、
超贅沢な音場が構築されています。
エンジニアであるZAKも会場真ん中でサウンドデザイン、ハラカミレイは
未発表曲を披露と贅沢な出来事だらけ。

二つ目はclub METRO & etw
“OUTPUT”
出演はSOFT、Kingdom Afrocks、EYE、DNT、ナカムライタル、COLO、Hasim、タナカヒデカズ……。

今年10年目を迎える”OUTPUT”は初のMETROでの開催。
遊び慣れた場所であるMETROに極上のダンスミュージックサロンが演出されました。

“with frogs”は、目を閉じて世界の中心で、ミュージシャンが発音する音楽、モリアオガエルの鳴き声、鹿威し、風、鳥、すべての音を聴取する楽しみ方として、
“OUTPUT”は、身体を動かし、演出された空間に身を任せ、光とお酒とダンスミュージックを体感する楽しみ方として、
2つの異なったコンサートは音楽を感覚や身体で感じる試みとして、とても成功した形でした。
というより、みんな遊び上手です。きっと不景気も遊び人によって回復するな。

画像1 法然院リハ(左/ZAK、中央/東くん、右/ハラカミレイ)

画像2 Metroリハ(Kingdom Afrocks)