実行委員の旭です。

galerie16『掴んだ雲 –蓄積による軽さ–』展をご紹介します。

こちらは先日8日で展示は終了してしまったのですが、この期間はgalerie16さんが京都藝術にも合わせて夜間開廊にしてくださいました。

 

galerie16は京都で40年以上の歴史を持つ老舗画廊。現代美術の作家を主に取り扱い、開廊以来2000以上にも及ぶ展覧会を開催しているそう。場所は岡崎、地下鉄東山駅から京都国立近代美術館までの間の、白川沿い近く住宅街のなかに位置します。galerie16は戸川ビル3階にありますが、1階のうなぎやさんや2階の不思議なお店(カフェなのか雑貨屋なのか?)も気になるところ。8月は8日をもってしばらく休廊ですが、ぜひとも足を運んでみて下さいね。協力会場のなかでは、現在『わくわく”本郷芸術スター誕生”in京都』展開催中のアートスペース虹さん、『生存のエシックス』開催中の京都国立近代美術館、もう少し離れますが、ゲストハウスこばこさんの近くです。

さて、『掴んだ雲 –蓄積による軽さ–』展は京都精華大学洋画コース卒業の田渕豊明、馬場佳那子、堀川すなお、森 香織の4人による絵画展。

こちらは田渕豊明さんの作品。

堀川すなおさん。

馬場佳那子さん。

森 香織さん。

残念ながら作家さんは不在でお話はお聞きできませんでしたが、4人それぞれの世界観はさまざまで、各々存在感をもちながらも妙な具合に融合していて見応えがあり、とても面白く拝見しました。さまざまなマチエールや素材に4人の異なる試みが感じられ、それぞれの作品をもっと観てみたいと思える展覧会でした。精華時代は同じゼミだった4人だそうですが、今後の作品も楽しみです。お話しできる機会があれば是非お話ししてみたいです。

手前の部屋には小作品がそれぞれ並んでいます。

この日はgalerie16の井上さんがおられ、小一時間ほどお話させていただきました。画廊やギャラリーに行ってギャラリーのかたとそこでお話するのもギャラリー巡りの醍醐味ですね。そこでしかできないお話や、そこからあふれるニュアンスや雰囲気は、その日の天気やお互いの体調によっても異なるものですし、そう思うとうまく話せなかった日も貴重で楽しいなと感じます。

この夏は是非!いろいろ回ってみてくださいね。もしどこかでお会いできたらお話できれば楽しいです。暑さに負けず!京都藝術と夏を楽しみましょう!