この「TEXT」をはじめ、「PHOTO」でもご紹介頂き、さらに「MEET」でも登場させて頂きまして、気がつけばRefsignのindex pageの至る所を「SONGBIRD DESIGN STORE.」が占拠する事になり恐縮です。笑

最近、職場の移動やらで身辺の荷物等を整理しているのですが、中でも本や雑誌の整理に悪戦苦闘しておりまして・・・。
かなり昔からの蔵書たちなので、量もさることながら、思い入れがあったり、懐かしい一冊とか出てくると、その度に手は止まり、当時に想いを馳せ、目頭が熱くなるのを押さえながら、一語一語噛みしめ・・・・、つまりモタモタするので、一向に作業は進みません。

そんな作業の中、出て来た懐かしい&オススメの書籍等をサラッとご紹介します。
今回は、「イームズ」です。
「MEET」でも少し触れている通り、僕はイームズが大好きなのですが、イームズ関連の書籍には素敵な物が多いのです。

まず、これです。

一般的に、イームズがまだまだ「誰?」な頃に発刊されたBRUTUSの特集号です。1995年です。
日本におけるイームズブームは、ここから始まったと言っても過言ではないのではないでしょうか?
柳宗理氏のフェイバリット・イームズは「LCW」と紹介されていたり、モダンエイジギャラリーや、ミッドセンチュリーモダンといった当時からのイームズのディーラーの方々が、熱く語っていたり、と今読んでも、かなりテンションが上がります。本自体は見過ぎでボロボロですが、間違いなく僕の家宝です。

次は、Casa BRUTUSの特別号「みんなのイームズ」です。
すでに、イームズ人気も定着し始めた2001年の発刊です。

まず、何より表紙がイケてます。
この本でも、柳宗理氏がフェイバリット・イームズについて語っているのですが、「LCW」から「ラウンジチェア」に変化しています。6年間の間に、何かあったのでしょう。

でも、こうして考えると日本でのイームズの認知度向上における、BRUTUSの功績は決して小さくない事がわかります。

で、丁度同じ頃に発刊されたこの本は、イームズ・デザイン展のオフィシャルブックです。

装丁やデザインを、グルービジョンズが担当しています。当然デザインは格好良くて、写真も多く、テキストも全部日本語なのでオススメです。

最後は、Vitraの「eames」です。

洋書なので、テキストは全て英語ですが、写真とレイアウトが秀逸な一冊です。
良いデザインのプロダクトは、カタログや雑誌等の、平面に配置した時に、真価を発揮するという事を教えてくれます。

家具を構成しているパーツを分解して見せてくれてます。奇麗ですね。

やっぱり、今見返しても素晴らしいものばかりですね。
今回、比較的今でも入手しやすい物をご紹介したので、ご興味のある方は探してみて下さい。

今、僕的に第三次イームズブームが来ていまして、お店やオークション等を、日夜物色中です。

着々と「SONGBIRD DESIGN STORE.」の売場を浸食しています。笑