デザイナーになってから「Webサイト」やら「紙媒体」、そして「ムービー」など
色々なものをデザイン(制作)しましたが、その中でも一番多くデザインして、
いまだにやっぱ難しいなと思うのは「名刺」のデザイン。

「グラフィックデザイン」はやはり「一瞬の勝負」だと思います。

「ポスター」でも「パンフレット」でも「リーフレット」でも「Webサイト」の様に
何度も何度も見るものでもないし、
どれだけのインパクトを見てもらう一瞬で与え、
だからといって奇抜すぎては不快な気持ちを与えてしまう。

必要な情報をキレイに整理し「デザイン」し、
そしてその情報に目を導くための「ヴィジュアル」。

その駆け引きが面白くとても難しい所。

その中で「名刺」は世の中である程度の大きさなりフォーマットはもう決まっていて、
あの小さい領域(55mm×91mm)の中に決まった情報をいかにデザインするか。
そして、働いている人であればほとんどの人が
持っているであろうとても身近なデザイン。
色々な物のなかでも一番ごまかしが通用しないデザイン物ではないかと思います。
「ショップカード」も同じですね。

今回久々にうちの店の「月曜日のフォーク」の名刺をデザインしたのですが、
本当に色々考えさせるデザイン物だとつくづく感じました。

「ショップカード」

でも私は名刺のデザインが一番好きです。
ごまかしは通用しない所が。