「デザインノイロハ」
漫画のタイトルです。

タイトルのネーミング、そして全てカタカナ表記、そしてロゴ、かっこいいです。

デザインノイロハ

デザイナーとして働きたての頃を思い出すような、今現在「デザインの仕事」をしている、という現実をもう一度見つめ返せるような 。もちろんデザインの仕事以外の人でも新入社員の頃や仕事に対する考え、など色々考える事ができる作品だと思います。

今日はその著者でもある藤原嗚呼子さんとSDL〈Shimomoto Design Lab〉のデザイナーの下元さんがうちの事務所に取材的な感じで来られました。



そして、デザインの事、仕事の内容、過去の話など色々お話させていただきました。

今ブログを書きながら思った事。

デザインの仕事も漫画家さんも似ているな〜と感じました。

デザイナーも作るだけでなくその題材となる商品であったり、 モノに対して、必死で勉強、そして誰よりも使用する。そしてクライアントよりもその「モノ」に対して詳しくなる必要があると思います。そしてたくさんのユーザーのことを考え、あらゆる状況を想定し、色々な可能性をシュミレーションしながら制作していく。。。

つまり一度自分の「経験という箱」に様々な体験を詰め込んで行き、デザインに変換していく。
漫画家の方も自分に不足している経験を得るために様々な場所に取材を行い、自分の経験として吸収しそれを作品に落とし込んで行く。。。

うん。本当に似ている、特に「プロセス」の部分が同じですね。

本当にいい体験をさせて頂きました。
ありがとうございました。
今日のお話が何かお役に立てていればいいですが。。。笑

「デザインノイロハ」の次回は冬ごろの掲載予定だそうです。
次回が楽しみです!!

※藤原嗚呼子さん
第24回MANGA OPENで、かわぐちかいじ賞受賞。
第52回ちばてつや賞で、入選。
「モーニング・ツー」25号に読み切り『夢の島』掲載。
「モーニング・ツー」33号より初の連載『デザインノイロハ』で本格デビュー。