ふらっと昼に来られたお客様、お話しすると96歳のおじいさん、メニューにはない日本酒とオリーブと生ハムを召しあげられ、今でも毎日コップ一杯はお酒を飲むんだと、話が弾み、初対面のおじいさんは僕に、生きていて淋しくて虚しいと、一緒に生きた仲間、家族、戦友、皆死んでいって、共に共感出来るものがいないと、来年はもうこないかと…

書道の師範代のこの方は多分、周りの人にはそんなことは言わないだろうと思う、でも96歳の本音が少し聞けたような気がする。

もう何年かしたら、聞けない話、今の日本人は聞かないといけない、青春も全て国の為に投げ打って、生きてきた世代があって今の日本がある、しかし現在の日本人は…。