昨日は立命館大学での、「コミュニケーション演習1」の1回目の講義。

この授業のテーマは「グラフィックデザイン」です。

今回はカリキュラム、内容も全てまかされていましたので
最終日まで一貫して決めれるのですが、1日90分の8回の講義で
どこまで「グラフィックデザイン」について講義ができるか。。。

ここがカリキュラムを考える際の最大のポイントでした。

考える際に、自分が大学で講義を受けている時の記憶を思い起こすのですが、
どれもこれも前で教授が”たんたん”と話を進めていき、
一部の学生は真面目に前の方に座り、ノートを書き、私は後ろで寝たり、話したり(笑)
とそんな記憶しかありませんでした。

そこで、

「そういう”たんたん”とした講義は絶対にしたくない」というのと、
「私は先生のプロではなく、デザインのプロ」。

その2点にポイントを置きカリキュラムを考え、
今回の講義では私が前で”たんたん”と話すだけではなく数も限られた講義のなかで
より実践に近づける講義内容にしました。

これが講義スケジュールです。

4回目の講義ではRefsignのブログでもお世話になっている
「Cafe Salon」のオーナーでもある田井さんにゲストスピーカーとしてお越し頂き、
5回目ではその「Cafe salon」とうちの運営の「月曜日のフォーク」をリアルな
クライアントとしその2店舗のツールを作るための打ち合わせを行います。
そして最終日には「プレゼン」を行います。

見て頂くと分かりますがほぼ実際の「仕事」に近づけています。

そういえばありがたいことに、周りでもたくさんの方が
講義を聞きにきたいと言ってくれています。
そこで学生も折角、頑張って制作したものを
たくさんの人に見てもらった方がいいと考え、
最終日のプレゼンは聴講をフリーにするかもしれません。
人数制限は設けますが、興味のある方はください。

この中から一人でも将来「デザイナー」が生まれる事を少し期待しています。