NIT開催までの道のり
今、プライベートでがっつりなプロジェクトがあります。
“NIT”といって「つながり・アイデア・アイデンティティ・テクノロジー(Network,Idea & Identity,Technology)」の頭文字をとって「NIT(ニト)」と呼びます。
ニト地味に「二都」ということで東京と京都で開催というのはただの偶然。
クリエイター向けの小規模ワークショップ企画です。
これの立ち上げと1回目の開催に向けて仕事以外すべての時間をほぼこれに費やしています。
東京でこの手のイベントは集客しやすく、関西ではこの手のイベントは手を付けてはいけない、
なんていう暗黙のルールみたいなものがあって、
ようは集客ができない、という点につきる訳ですが、そこ突っ込んじゃった感じです。
母数だけみればクリエイター人口は関東が圧倒的に多いのはあたりまえ。
だからといって関西にクリエイターが少ないか?というとそういうわけではないんですよね。
ただ、こういう先人のクリエイターの話を伺う”機会”があまりなかっただけ。
僕は関西のクリエイティブ力は、すごいと思っている一人で
これからクリエイターを目指す若者も関東に負けないくらい多いと思う。
ただ自然とこういう仕事は関東を目指すけれど、関西という土壌でも十分世界に響くような
クリエイティブっていうのは実現できると信じている。
だから僕は関東から関西に出戻ってきた訳で
関東で色々とこの手のイベントをプライベートでやってきた経緯から
まさに関西でこそ、意味のあるプロジェクトになりそうだと思っている。
クリエイターは日々様々なことをインプットして、
その人らしいアウトプットをするものですし、
東京に比べるとやはり他のローカルでは、先人クリエイターの話をうかがう機会というのは
激減してしまうのも実情。それを嘆いていても始まらないので始めたという経緯もあります。
もともと学生の頃からインタビュアーとして色々な方達の話を伺って
刺激を受けて、それを糧にアクションを起こしてきたこともあり、
リアルの現場で話を聞けるという価値を理解しているつもりです。
雑誌やWEBやTVで聴く話とは何か全く違う”熱”があるんです。
その熱こそ、自身をよりアクティブなモチベーションに向けてかりたてるエネルギーなんです。
そして、ある業種、例えば僕のようなWEBクリエイティブ、他で言えば平面デザイン、
イベントキュレーター、アパレルデザイナーなどなど、
その界隈だけのクリエイティブに注視してしまう傾向があります。
仕事なので当然そうなるのですが、隣の庭にはためになる知識・理念・ノウハウといったものが
ゴロゴロと転がっています。
かくいう僕も昨年行ったHIGH5というイベントで丹下紘希さんのお話を聞いた際に
目から鱗のお話が満載でした。
映像表現とWEB表現、僕はこの2者での比較と驚きだったのですが、
もうそもそものアプローチ方法が違うんですね。
かたやWEBはインタラクティブでできないことがない!といわれるような状況ですが、
PVは楽曲ありきで映像が独自のメッセージを発するというよりも
音楽の世界をどれだけ可視化して広げていくか、というように求められる機能の重みが違います。
その状況の差異から、逆に映像表現のノウハウから
今自分の手がける仕事に活かせること、というものがたくさんあります。
Flashアニメーションの動き一つとっても
コンセプトワーク一つとっても、何から何まで僕が追いつけていない知識であり、
まだまだ自分がたつWEBのフィールドにフィードバックできそうな内容でした。
今、20枚ほどチケットがやっと売れた状況。
残り半分以上、売り切らなければいけません。
自腹プロジェクトなので。。。
そして、41枚あたりでやっとトントンです。
儲けとかどうでもいいんです。正直。
継続的に長くこのプロジェクトをやっていきたい。それだけです。
なんか、関西のクリエイターが都度集まって議論する。
そこから新しい出会いがある。そこから何か生まれるかもしれない。
そういった場を作りたかったんです。
今だからこそ、そういった場が関西にあってほしい。
個々のクリエイターの力量はすごいです。
関東ではそこらへんのマッチングが機会が多いために出会いやすいのですが、
関西ではなかなかそういった機会がありません。
このRefsignが立ち上がったことで色々な方と会うことができました。
新しい出会いと新しく生まれる何かがあります。
こういったことがたくさんおこると
もっと関西が面白くなって、ひいていえば日本が面白くなると思います。
WEBが生まれたおかげですぐに誰とでもメッセージのやり取りが可能になりました。
その反面、リアルの現場が減ってしまいました。
そこをまた引き合わせたい。そんな感じのNITです。
やっとチケット販売までこぎつけて
現場機材の調達と当日のスケジュール。
講演後のフォロー資料の用意などなどやること盛りだくさんです。
残りチケット20枚ちょっとです。
少しでも興味ある方いたら是非、遊びにきてください。
ちょっとチケット高いです。ごめんなさい。
ただスポンサーつけることが難しい規模でこそ実現する密な会話があると思います。
金額以上の価値は間違いなくあると思います。
もし会社さんや集団でチケット購入を予定されている方いましたら
一度、以下のアドレスまでご一報ください。可能な限りディスカウントします!
興味持ったぜ!という人は以下からチケット購入してください。
当日、色々な方をご紹介できると思います!
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