ドラゴンクエスト9をやっています。
最近ドラクエ9をとりまくリアルで面白いことが起こっています。

今回のそれには、すれちがい通信、という機能がありまして。
名刺交換みたいなものでしょうか。
NintendoDSの無線機能を利用したもので、
かばんの中にDSを入れておけば、おなじプレイヤーが近くにきたとき、
知らぬうちにそれぞれ、データがやりとりされているという感じです。

すれ違いざまには宝の地図をコピーして渡すことが出来て、
ユーザはそこで新たな宝の地図をゲットし、新たな冒険をしたりする訳です。
もらった地図には誇らしげに発見者の名前が刻まれてます。

そんな中、まさゆき地図、と呼ばれているものが、
まるでウイルスが広がるようにじわじわと、この国に蔓延しだしているのです。

はじまりは、まさゆきというプレイヤーが見つけた一枚の宝の地図でした。
この国のどこかの誰かである、彼が見つけた宝の地図には、
メタルキングしか出ないエリアがありました。
ドラクエをプレイした経験がある方は、
その一言だけでまさゆき地図のヤバさが伝わると思います。

メタルキングは滅多に現れず、さらに非常に倒しにくいのですが、
討伐時にもらえる経験値というスコア的なものが、
通常よりも数倍良い、効率のいいモンスターなのです。
それしか出てこないなんて、完全ボーナスステージです。しかもケタ違いの。
今までのドラクエの価値観がひっくり返るぐらいの衝撃事実なのです。
もう、みんなが欲しいイイイイィイイ!ってなるものです。

その地図は、まさゆきの手から、すれちがい通信を経て、彼の街に住む人の手に。
さらに人から人の手にわたり、ネットワークで話題になります。
メタルキングしか出てこない地図があるらしい、と。

地図に記された発見者の名前は、まさゆき。
いつしかネットワークではまさゆき地図と呼ばれるようになり、
何日に新宿で確認した、だの、何日には名古屋に入ったらしい、だの、
ゲームを飛び出して、人から人へ。日本全土にじわじわと。
まるで少し前にニュースで聞いた新型インフルエンザのそれのように。

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まさゆき地図は広告ではないですが、バイラル的ですね。
バイラル、の語源はウイルスですが、まさに、な感じで面白い話です。