京都藝術協力会場紹介:Super Window Project
実行委員のハガです。
8月も第一週目が終わって、そろそろ展示替えがおこなわれるスペースも少なくありませんね。
展覧会は日々終わって始まるもの、急がないと見逃してしまいます!
ということで今回は、北山のSuper Window Projectでおこなわれている
松延総司さんの「DIRECTION OF MATERIALS」に終了間際ギリギリでお邪魔してきました。
こちらは、名前の通り大きなガラス窓のエントランスが印象的なギャラリーです。(と、写真をお見せしたいところなのですが、なんとエントランスの写真を撮るのを忘れていました…ごめんなさい…!)
そのエントランスを入ると、なにやら作業棚に白い箱状のものが並んだような松延さんの作品がありました。
実はこの箱、一枚の紙から組み立てているのですが、よく見ると木目があるんです。不思議な質量感ですね。なんと販売もcm単位の切り売り方式だそうですよ!
オーナーのバロンさんの住居空間でも展示がおこなわれていました。(とってもすてきなお宅です!)
こちらは、松延さんの物の輪郭線を視覚化するシリーズ。 立体なのに平面に見えてしまって、錯視効果が気持ち良いです。
先日のART OSAKAにも出品されていたので、目にされた方も多いかもしれませんね。
クロージング・パーティーの日にお邪魔したので、普段は展示されていない写真家の鈴木崇さんの作品も展示されていました。
うーん。。。私のカメラの性能が悪いので、薄暗い照明の中ということもあってうまい写真がとれませんでした。
写真の写真って難しくて、やっぱりなかなか感じが伝わりにくいものですね。
この作品はぜひ現物を、正面から見てほしいです。
鈴木さんは先月、京都藝術にもご協力くださっている会場のLABORATORY ( radlab. ) さんでも展覧会をされていたんだそうですよ。
そのときの会場記録写真を見せてもらうと、とてもいい感じです。嗚呼、見逃してしまって残念。。。
と嘆いていたら、なんと特別に新作を二点出してきていただけました!
こちら!あら、意外と小さいです。
変形スポンジを組み合わせたものを、黒い背景で撮影されているそうです。
なにかポップな建築物みたいに見えてきます。
マットな黒に沈むスポンジのオブジェは浮き上がって見えて、写真というよりむしろ彫刻作品みたいでした。
クロージング・パーティーもたくさんの方が見えていて盛況!
北山駅から鞍馬街道をすこし北上した涼しい山中。アクセスが難しいと思いきや、意外と歩ける距離です。
また来月に次の展覧会があるそうなので、 ハイキングがてら行かれてみてはいかがでしょうか?
なお、Super Window Projectでは、
祇園のギャラリー&カフェ・OKUにてマチュー・メルシェさんの「Storage」展(パスカル・ボーズさんのキュレーション)を、
地下鉄四条駅下改札通路にて「Forever more」展を、月末まで開催しています。
残念ながら松延さんの展覧会を見逃してしまった方は、ぜひそちらを見に行ってくださいね!
京都藝術実行委員会
ハガ ミチコ
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