48時間耐久レースが無事に終了し、やっとロンチ。
家の鏡で自分の姿を見た瞬間にあまりの顔色の悪さに一瞬、ぞっとしました。
土気色。この言葉を人生で初めて使った瞬間。
久々に落ち着きのある日常を取り戻しつつ、
また来週から激動の2ヶ月が続きそうな予感に身が振るえます。

今、イギリスのデザイナーにインタビューをしています。
アラスカ出身のシニカルでいてユニーク、そして、とっておきのハイセンスで
他にはないイメージを作り続けている方です。
6月中にはインタビューも終わるのでまた告知します。

先月末にインタビューした高木正勝さんの原稿もそろそろ公開されます。
今回は2回目。経過を追ってインタビューできるのは、インタビュアー冥利につきます。
コンサート等も招待していただいたりと点ではなく線で高木さんの変化や見据えているものを伺うことが出来るので本当に楽しい。
これは来週には公開されるのでお楽しみください。
とりあえず新作は僕の音楽感に多大なる影響を与えた一枚です。必聴盤。

そして、新しい企画を京都で行う予定で多忙を極める中、
隙間をぬって色々と調整をしています。
これは8月には開始できると思うので準備ができたらご連絡しますよー。来てねー。

48時間。
納品に向けて黙々とスタッフと起き続けた中で永遠のように流れ続けるラジオ。

そこで忌野清志郎の最後の作品となった「Oh! RADIO」が何度も流れていた。
彼がこの世を去った瞬間は、その不在感を感じることはできずに
え、嘘、という心持ちでしかなかったのだが、
梅雨入りの大雨と彼のキュートな声がない交ぜになって
あぁ、本当に死んでしまったのか、と寂しい気持ちになった。

会ったこともない人の死に感慨に耽ること自体が珍しいのに
彼の声や人生には、他人とは思えない距離感を感じる人は多いんじゃないか。
僕もそんな人間のひとり。

いつ途切れるとも知れない、この限られた時間を
思い残すことなく突っ走るべきだぜ、ベイベーといっているようだ。

そういえば、「baby」を「ベイビー」ではなく「ベイベー」といったことで
日本歌謡界に激震を与えたのも清志郎の功績。
それまでの英語詞ってのは軽視されていたらしく
清志郎がそんなことを気にもせずbabyをベイベーと歌ったんだってね。
彼の著書「10年ゴム消し」は僕の大好きな一冊で
「10年なんて、ゴム消しさ」っていうフレーズが大好きで大好きでたまらんのです。
なんて話のそれっぷりはお許しください。

てっきり今日が金曜日だと思ったら、なんだ木曜日ではないですか。
48時間、働き通したことで失われた1日が生まれたようです。
体感的に11週間働く時間ってのが体に刻まれているんですね。

完全に支離滅裂な展開をした日記らしい日記ですが、
そろそろ睡魔が猛ダッシュで襲ってきているので
久々の就寝。皆さん、おやすみなさい。