good bye, so long.
「こんにちは。はじめまして。」
と書いた次のエントリが、
「さようなら。じゃまたね。」
という何ともシュールなものになってしまいました。ごめんなさい。
しかし、日々の過ぎ去る速さはどこまで加速していくのでしょうか。
このブログをはじめた半年前が昨日のようです。
>経営学部で「デザイン」を学ぶ。
>それって、どういうことなの?
>このブログでの僕のテーマとしていきたいと思っています。
僕はこのように書きました。
今日でもう最後だけど、少しだけでもこのテーマについて、書き遺したいと思います。
「デザインという行為が,いままでおもに美術系の大学で教えられてきたような形と機能を受け持つ狭い領域を越えて,ビジネス戦略を立案するための新しいアプローチとなりつつある(※1)」
というように、経営学の分野で「デザイン」が注目されている、と言われています。
そして、そこで注目される「デザイン」は、単なる色や形を扱う狭い領域ではない、と説明されます。
「デザインの対象がこれまでの製品という『モノ』から,企業イメージやブランドといった『コト』にまで及んでいる(※2)」
ともよく言われます。
このように経営学分野で注目される「デザイン」とは、本来の「デザイン」の考え方を独自に拡張させたものなのでしょうか?
ん?。本来の「デザイン」の考え方って何でしょう?
これに関して、「本来のデザインは単なる色や形,単なる『カタチを伴う製品としてのデザイン』では決してなかった(※3)」との指摘があります。
デザインは、単なる色やかたちのおはなしなのか?
それとも、そうではないのか?だとしたら、何なのか?
っていうことを経営学部という場で、経営学を学ぶ学生とともに考えています。
まだまだみなさんに伝えたいこといっぱいなわけですが、とりあえずここに筆をおきます。
またどこかで機会があれば、続きを話しましょう。
では、みなさんお元気で。
OK, 何の問題もない。
※1 奥出直人 : “デザイン思考の道具箱”, 早川書房, 東京,(2007)
※2 平野哲行 : “デザインマネジメント(第2部 先進的な実践例, <�特集>デザインと設計の新展開)”, 日本機械学會誌, Vol.108, pp.37-39 (2005)
※3 福田民郎 : “知識社会におけるデザインマネージメント”, デザイン学研究. 特集号, 12(2) , pp.42-52 (2004)
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