Piano×Computer Electro Acoustic Concert
~根底の響きを探って~

 

ヒトが静寂から見つけ出した音楽は、
どのような響きを持っているのだろう

今年で二度目の開催となる本演奏会は、 三木祐子(ピアノ)と金崎亮太(コンピューター)により、音の根源に潜む”響き”に焦点を当てたコンサートとして企画されました。昨年と同じくトークゲストとして森下明彦氏(メディア・アーティスト / 美術・音楽愛好家)と中井康之氏(国立国際美術館 主任研究員)をお招きし、演奏だけに留まらず様々な角度から”響き”への接近を試みます。

 

|日時:2013年6月9日 (日) 開場 13:30 / 開演 14:00

|会場:京都芸術センター・講堂
京都市中京区室町通蛸薬師下る 山伏山町546-2
>> http://www.kac.or.jp/

|演奏:
三木祐子(作曲家 / ピアノ)
金崎亮太(電子音響音楽家 / コンピューター)

|トークゲスト:
森下明彦(メディア・アーティスト / 美術・音楽愛好家)
中井康之(国立国際美術館 主任研究員)

 

|プロフィール:

三木祐子(作曲家 / ピアノ)

滋賀大学教育学部音楽教育コース卒業 滋賀大学大学院教育学研究科修了 これまでにピアノを坂弘子・浅井芳子・岡村加代子の各氏に、作曲を藤原嘉文・原田敬子・若林千春の各氏に師事。 「現代音楽セミナー 秋吉台の夏」にて湯浅譲二氏のマスターコースを受講。 また、茨木市市制60周年記念式典音楽を担当。表現集団‘えらーず’による作品展で作品を発表・演奏している。 第16回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール作曲部門大学院・研究科の部最高位、第2回広島作曲コンクール入選、第6回大阪国際マンドリンコンクール作曲部門入賞。

 

金崎亮太(電子音響音楽家 / コンピューター)

大阪芸術大学音楽学科音楽工学コース卒業 人間にとって最も身近と言える音、”ヒトの声”を音素材として主に用い、コンピューターでの加工と研磨を経て、電子音響音楽作品を制作。 2008年より兵庫県立美術館にてコンサートを不定期に開催。 また、Yoha Publicのディレクターとして商業施設での美術展覧会や地域のアートプロジェクトの企画を手掛ける。
>> http://www.rytknsk.com

 

森下明彦(メディア・アーティスト / 美術・音楽愛好家)

フリーで美術と映像に関する研究を続けながら、美術資料室の開設公開を準備中。 また、国立国際美術館客員研究員として映像上映会、「中之島映像劇場」を企画。

 

中井康之(国立国際美術館 主任研究員)

1959年東京生まれ。1990年京都市立芸術大学大学院修士課程修了後、西宮市大谷記念美術館に学芸員として勤務。1999年より現職。専門は近現代美術。主な展覧会として「もの派-再考」(2005年)、「藤本由紀夫展 +/-」(2007年)、「アヴァンギャルド・チャイナ―〈中国当代美術〉二十年―」(2008年)、「世界制作の方法」(2011年)等。また、本年4月より東京のαMギャラリーで「楽園創造(パラダイス)-芸術と日常の新地平-」というテーマで1年を通じて展覧会を企画する。

 

|主催:Yoha Public

|共催:京都芸術センター

|問合せ先:[email protected](担当:野口)

|料金:入場無料
※事前申込み不要