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“Andrew Pekler & Jan Jelinek Play Ursula Bogner”
Japan Tour 2014 in Kyoto

 

 

|日時:2014年7月6日(日)18:00open/start

 

|会場:METRO
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
>> http://www.metro.ne.jp/

 

 

|Special Live:
Andrew Pekler & Jan Jelinek Play Ursula Bogner

 

|Guest: Ametsub (DJ set) / Polar M / SjQ

 

|DJ: tsukasa / Tatsuya Shimada (night cruising)

 

 

Ursula Bogner = Andrew Pekler & Jan Jelinekによるジャパン・ツアー。 METROで開催される京都公演にはAmetsub、Polar M、SjQがゲストで出演。多様な解釈で表現される電子音楽の数々を、ぜひ生で体感して下さい!

 

|料金:前売り2800yen / 当日3300yen ※ドリンク代別途

前売りメール予約: [email protected] (night cruising)まで、 件名を「7/6 METRO」とし、お名前/人数/連絡先を明記の上、送信下さい。

 

 

|プロフィール:

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Ursula Bogner(ウルズラ・ボーグナー)

 

1946年ドイツのドルトムント生まれ、1994年没。 19歳でベルリンに移住し、薬学を学ぶ。卒業後製薬会社のシェリングに勤務。 並行して電子音楽へ興味を持ち、20代最初の頃にケルンの電子音楽スタジオ「Studio für elektronische Musik」の活動に触発され、ミュージック・コンクレートに対する理解とブリティッシュ・ニュー・ウェイヴへの愛情を深める。これまでにどこのシーンにも属さず、また、自身の作品を公にすることもなかった。 その音楽をヤン・イェリネックが4トラック・レコーダーにバラの断片で残されている状態で発見、『Recordings 1969-1988』として“faitiche”より2008年にリリース。2011年にはアンドリュー・ペクラーのコンパイルによってbook+CD形式の『Sonne = Blackbox (Voice and Tape Music by Ursula Bogner)』を、同じく“faitiche”より発表。このブックレットでは、Momusの寄稿によって、ウルズラ・ボーグナーは実はヤン・イェリネック自身なのではないか、ということが初めてほのめかされていた。その実体はアンドリュー・ペクラーとヤン・イェリネックによる架空のプロジェクトである。

 

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Andrew Pekler(アンドリュー・ペクラー)

 

1973年ウズベキスタンのサマルカンド生まれ。1980年に家族とアメリカへ移住、95年以降はベルリンを拠点としている。 サンプリングした弦楽器や小物、ミキサーのフィードバックよって奇妙で挑戦的な、しかし浪々とした共鳴音を生み出す。2005年にStaubgoldから『Strings + Feedback』、2007年にKrankyから『Schoolmap Cue』、2011年にDekorderから『Sentimental Favourites』など、名だたるレーベルから作品を発表し、エクスペリメンタルなアプローチながらレトロ・フューチャー的でオールド・ラウンジの実験性を抽出したアプローチと暖かみのある音色が高く評価され、『Sentimental Favourites』はQwartz Electronic Music Awardでベスト・アルバム賞を受賞。“Mutek”“Transmediale”“Unsound”等、国際的なフェスティヴァルにも多数出演。 並行して映像やインスタレーション作品にも取り組んでおり、現在のところのソロ最新作『Cover Versions』(2013年)では、中古レコードから300以上のアートワークを加工してそれぞれ独立した作品に仕上げている。 ヤン・イェリネックとの親交も古く、Groupshow名義ではハンノ・ライヒトマンも交えたトリオとして3枚の作品を発表。また、12k、Editions Mego、Hapna、Senufo Editionsなどからのリリースで知られる異才、Giuseppe Ielasiとのコラボレート・アルバム『Holiday For Sampler』も2013年に発表している。
>> http://andrewpekler.blogspot.de/

 

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Jan Jelinek(ヤン・イェリネック)

 

ベルリン在住。1998年にKlang Elektronikからリリースされた、Farbenとしてのダンス・トラックでまずは注目を集める。当時としては非常にミニマルながらも繊細なゆらぎに満ちたその作品は、のちにSNDやMille Plateauxの作品群らとともにクリック・ハウスと呼ばれたムーヴメントを牽引する先駆けとなった。 2001年にはPoleことシュテファン・ベトケが主宰する~Scapeより本名名義で『Loop-finding-jazz-records』を発表、ジャズのサンプリング・ループから音のモアレのようなレイヤーを浮き上がらせ、その評価を一躍不動のものとした。イェリネックはこの頃からすでにJan Jelinek Avec The Exposuresとして架空のプロジェクトを打ち出したり(実際はヤン・イェリネック一人のプロジェクト)、Farbenの「Live At The Sahara Tahoe, 1973」ではライヴと銘打ちながらもライヴでも1973年の作品でもなかったり(アイザック・ヘイズの同名アルバムからサンプリングをフィーチャー)と、フェイクを交えながら「主体」と「客体」との境界を踏み越える試みを続けている。 現在は自身のレーベル、Faiticheを運営。Eselからのリリースで知られるサンプリング/コラージュ・アーティスト、James Din A4をリミックス+コンパイルした『Farben presents James DIN A4』も発表したばかり。また、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川の招聘アーティストとして、2014年4月から7月まで京都に滞在中。
>> http://www.faitiche.de/

 

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Ametsub

 

東京を拠点に活動。 昨年は山口の野田神社で坂本龍一と即興セッション、TAICOCLUBの渋谷路上イベントにてパフォーマンス。 Tim Hecker/Yagya/Bvdubといった世界的なアーティストの来日のサポートを務め、夏にはFLUSSI(イタリア)、STROM(デンマーク)、MIND CAMP(オランダ)といった大型フェスへ招聘される。 アルバム「The Nothings of The North」が世界中の幅広いリスナーから大きな評価を獲得し、坂本龍一「2009年のベストディスク」にも選出されるなど、現在のシーンに揺るぎない独特の地位を決定付ける。 アイスランドではYagyaやRuxpinと共にライブを敢行。スペインのL.E.V. Festivalに招かれ、Apparat/Johann Johannson/Jon Hopkinsらと共演し大きな話題を呼ぶ。 最新作「All is Silence」は、新宿タワーレコードでSigur Rosやマイブラなどと並び、 洋楽チャート5位に入り込むなど、未だに驚異的なセールスを記録中。 FujiRock Festival’12への出演も果たし、ウクライナやベトナム、 バルセロナのMiRA Festivalへも出演。 突き抜けた個性を持ちとても稀有な場所にいながら、大自然を描くような強烈なサウンドスケープは世界中にファンを広げている。 北極圏など、極地への探究に尽きることのない愛情を注ぐバックパッカーでもある。
>> http://www.drizzlecat.org

 

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Polar M

 

ギターサウンドを中心に展開されるサウンドスケープ。繊細ながらも強い情感を持って鳴らされるそのサウンドは、深く静かに、時に反復し、時にいびつにその形を変えていく。 ソロやユニットでのライブの他、ダンスとの共演、ショートムービーや映像作品への楽曲提供等々、その活動は多岐に渡る。 2011年にファーストアルバム『Northern Birds』をNKR(Nomadic Kids Republic)より、またセカンドアルバム『The Night Comes Down』をshrine.jpよりリリース。京都の新鋭レーベルnight cruising初のコンピレーションアルバム『tone』の参加などを経て、2013年9月には盟友Marihiko Haraとの共作アルバム『Beyond』をマレーシアのレーベルmü-nestよりリリースした。
>> http://www.muranakamasumi.com

 

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SjQ

 

魚住勇太(ピアノ)、米子匡司(トロンボーン)、ナカガイトイサオ(ギター)、アサダワタル(ドラム)、大谷シュウヘイ(ベース)によるプロジェクト。 ループを用いず、一つ一つの音と音がドミノのように連鎖反応させることで、音楽が生まれ、展開する。演奏はコンピュータなどで、生演奏をリアルタイムで音響処理を行うライブエレクトロニクスという手法で行われる。 近年は音楽を軸としながら、現代アート/クラブ/電子音楽など、領域を横断する活動を展開。サウンド・インスタレーションやワークショップ等、パフォーマンス以外にも様々なアウトプットを行っている。 2013年、映像プログラマーの神田竜をメンバーに加えたプロジェクト[SjQ++]がメディア・アートの世界的な賞である「アルス・エレクトロニカ」2013において準グランプリ受賞(デジタルミュージック部門)。国際的な注目を集める。
>> http://sjq.jp
>> http://sjq.jp/sjqpp/

 

|企画/制作:night cruising
|助成:ドイツ連邦共和国外務省、Goethe-Institut