池田亮司『datamatics [ver.2.0]』 at 京都芸術劇場 春秋座
KYOTO EXPERIMENT 2012 公式プログラム
池田亮司『datamatics [ver.2.0]』
コンピューターとテクノロジーを最大限に駆使し、人間の知覚を超えたサウンドとビジュアルをつくりだす池田亮司が、京都芸術劇場 春秋座の巨大空間で1日かぎりのオーディオビジュアル・コンサートを開催!池田亮司はパリ在住、世界中で作品発表の機会が待たれるエレクトロニック・コンポーザー、ビジュアル・アーティスト。日本でも東京都現代美術館での大規模な個展『+/-[the infinite between 0 and 1]』や、成層圏にまで達する強力なサーチライトと音の波による、名古屋城での巨大インスタレーション『spectra[nagoya]』をあいちトリエンナーレ2010で発表するなど、その作品は常にサウンド、ビジュアルの両面から圧倒的なインパクトを与えてきた。微視的なDNAや分子から巨視的な宇宙まで、われわれを取り巻くさまざまな事象から抽出したデータを素材とし、知覚の極限から世界を理解、制御しようとする『datamatics[ver.2.0]』は、2006年から発展させてきたシリーズの最終形。高速で無限のシークエンスを生みだし、暴力的なまでの空間を緻密に構築するライブパフォーマンスとなる。2013年には完全なる新作パフォーマンス『superposition』を京都にて日本初演する予定。その前段階ともいえる、池田によるウルトラミニマムな世界。無限に近いデータから生み出される、崇高なまでのオーディオビジュアル体験となるだろう。
|公演日時:2012年10月20日(土)、17:00-
※受付開始→開演の60分前
※開場→開演の30分前
|上演時間:55分
|アーティスト・トーク:
「datamaticsをめぐって」
池田亮司(モデレーター 浅田彰)
[日時]:10月21日(日) 14:00-
[会場]:京都芸術劇場 春秋座
※入場無料・申込不要
|年齢制限や注意事項など:
※未就学児入場不可。
※本作品は強いストロボと重低音・高周波を使用いたしておりますので、心臓の弱い方やペースメーカーをご使用の方などはご遠慮下さい。
|託児:本公演では託児サービスがご利用いただけます。
>> 託児お申込み方法
|チケット料金:
一般 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
ユース・学生 前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
シニア 前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
小・中・高校生 前売 ¥1,000/当日 ¥1,000
※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※全席指定
|会場:京都芸術劇場 春秋座
京都市左京区北白川瓜生山2-116京都造形芸術大学内
>> http://www.k-pac.org/
※地下鉄烏丸線「北大路駅」(北大路バスターミナル)より、市バス204系統「高野・銀閣寺」ゆき「上終町京都造形芸大前」下車すぐ
※阪急京都線「河原町駅」(四条河原町)より、市バス5系統「岩倉」ゆき または、市バス3系統「百万遍・上終町京都造形芸大」ゆき「上終町京都造形芸大前」下車すぐ
※京阪線「出町柳駅」から叡山電車に乗り換え、「茶山駅」下車 徒歩約10分※駐車場なし・駐輪場あり(原付・バイクはご遠慮下さい)
|プロフィール:
池田亮司|Ryoji Ikeda
1966年岐阜生まれ。パリ在住。日本を代表する電子音楽作曲家/アーティストとして、音そのものの持つ本質的な特性とその視覚化を、数学的精度と徹底した美学で追及している。視覚メディアとサウンドメディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストとして、その活動は世界中から注目されている。音/イメージ/物質/物理的現象/数学的概念を素材に、見る者/聞く者の存在を包みこむ様なライブとインスタレーションを展開する。
音楽活動に加え、「datamatics」シリーズ(2006-)では、映像、立体、サウンド作品を通じて、現代社会に広がる不可視なデータを知覚する事の可能性を探求している。「test pattern」プロジェクト(2008-)では、テキスト/音/写真/映像といったあらゆるタイプのデータを、バーコードおよびバイナリーパターンに変換するシステムを開発。テクノロジーと人間の知覚の臨界点に挑んでいる。「spectra」シリーズ(2001-)は、強烈な白色光を彫刻的な素材として用い公共空間を変容させる大規模インスタレーション。過去、アムステルダム、パリ、バルセロナ、名古屋で展示している。カーステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクトである「cyclo.」(2000-)では、コンサート、CD、書籍を通じて、音の視覚化をリアルタイムで行うオーディオヴィジュアル・モジュールと共に、ソフトウェアとコンピューターでプログラムされた音楽の中で、エラー構造と繰り返されるループを考察している
Ryoji Ikeda>> http://www.ryojiikeda.com/
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