Blind Spot vol.3 ―写真の未来―

 

|日時:2012年8月4日 18:00~20:30

|会場:MEDIA SHOP
京都市中京区河原町三条下ル一筋目東入ル大黒町44 VOXビル1F
>> http://www.media-shop.co.jp/

|参加費:500円

|ゲスト:高橋耕平(作家)

|ホスト:鈴木崇(写真家)、林田新(視覚文化研究 写真史 写真論)

 

現在、写真を使った表現は、芸術ジャンルの一つとして認識されているといってもよいでしょう。その一方で、写真は様々な領域を超えて、広く私達の日常に浸透し、それが置かれているコンテクストに応じて、芸術作品、広告、出来事の記録、思い出の品として、多様な表情を見せています。では、写真が芸術作品であることの条件とは果たして何なのでしょうか?

本イベントは、作家・鈴木崇が常日頃から思いを巡らせているこうした疑問に端を発しています。水のように掴みどころの無い写真に何が枠を与えているのかを見定めていくために、本イベントでは写真史研究者・林田新とともに、2世紀に渡って蓄積されてきた写真の歴史に目を向けて行きます。緩やかに、けれども真正面から写真の来し方行く末に思いを巡らせ、写真について語らう場を創設するべく、作家、研究者、キュレーター、さらには御来場いただく皆さまを交えた公開ミーティングを行ないます。

 

|プロフィール:

高橋耕平(作家)

1977年京都府生まれ、京都在住。自然や人間を観察する中で起こる違和感を伴う事象や、演出によって起こる不自然な情景を映像に記録する。反復や並列を駆使した制作方法で、個別に認識していたもの同士の共通性と差異を顕在化し、唯一性と全体性ついて言及する作品を制作。関西の他、国内外で作品を発表。主にビデオ、写真を使ったインスタレーションを行う。

>> http://takahashi-kohei.jp/