Evening Lecture Kyoto
「フランス現代建築/都市における制度と自由?フランスの都市政策から」

|日時:2011年9月21日(水)18:00 – 20:00

|会場:mediashop
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1F
>> http://www.media-shop.co.jp/

|講師:松本裕(大阪産業大学准教授)

|料金:500円

|申し込み/お問い合わせ:

>> [email protected]
講座の予約、内容に関しての質問は、上記のメールアドレスまでお送りください。(*本企画は、MediaShopが開催しているEvening Lectureの一環として、MediashopとRADが共同で開催するものです。)

 

–建築や都市をとりまく制度の中で、建築家の役割や職能はどのように規定されているのでしょうか?

今回のレクチャーでは、日本とフランスの建築的都市的な状況の違いを制度面から読み解いていきます。フランスの状況から私たちが学べることは何か、そしてその比較の中で、日本の直面する特殊な状況がどのような点で特殊であるのかを探っていくことをねらいとします。

こうしたテーマについて、フランスの都市/建築についてご研究されている松本裕氏を迎え、パリで90年代から実施されているZAC(協議整備区域)という制度をとりあげながら考えていきます。近年、ここ日本でもコミュニティデザイナーや監修者としての建築家の役割が取り上げられ、その新しい職能への注目が高まっていますが、ZACでは土地利用や区画整理などを担当するアーキテクトコーディネータが建築家と行政の間に入って活躍してきました。時に個別の建築へのルールまでも設定可能な制度の中で建築/家の自由はどのようにあり、また結果としてどのような都市空間が生み出されてきたのでしょうか。その他、公共コンペのあり方や、若手建築家の動向、都市計画とコミュニティの関係についても幅広く議論を行ないます。

また本企画は、今年の10月に日仏12組の若手建築家によって行われるカンファレンス「KENCHIKU | ARCHITECTURE」の関連イベントとして、2009年に『Grand Paris』を指揮した建築家Djamel Kloush(l’AUC)へのスカイプインタビューを実施し、これまで建築家がどのように都市や建築に関わってきたのかについて、また現在のフランス国内の状況について聞いていきます。

 

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RAD >> http://radlab.info/