神馬啓佑・迫鉄平 展『ケヴィン・シールズの欲望』

 

|会期:2014年6月7日(土)〜22日(日)、13時〜20時
※火曜日定休

|場所:Social Kitchen
京都市上京区相国寺門前町699
>> http://hanareproject.net/

 

神馬啓佑と迫鉄平の二人展を開催します。
ペインティングと版画、二つの平面表現を行う彼らに生まれた一つのキーワード、それが「ケヴィン・シールズ」。
ケヴィン・シールズの足下には音を歪める為のギミックが幾つも並び、それらを通過した彼の音楽は幾層にも重ねられ、時間と空間をノイズ化していく。だからライブ中の彼は、足下ばかりを見ているのだ。
そういった一見すると内向的とも取れるケヴィン・シールズのプレイスタイルと、神馬と迫、両名の作家としての立ち振る舞いとが、奇妙にオーバーラップしたことからこの展覧会は始まった。
彼らのその内なる欲望が作品によって顕在化され、空間を構成していく。
時代のマスターピースにして、最高傑作の呼び声。

 

|Special Lecture:
「シューゲイザーとは何か」
6月7日、18時〜
講師:岡村詩野(音楽ライター)

 

|Reception:
6月7日、20時〜

 

|Event:

-DAY-
6月8日(日)、14時〜20時
本展の作家2人を含む、主に内向的で足下ばかりみてる数人のアーティストが、その内なる欲望を顕在化したプレゼンテーション/ライブを行う。

-NIGHT-
6月21日(土)、20時〜翌5時
ただ、朝までオープンしている日です。作家も朝まで在廊します。
※喫茶文九が出店します。

 

|Profile:

神馬啓佑|Keisuke Jimba

1985年愛知県生まれ。2011年京都造形芸術大学大学院・芸術研究科芸術表現専攻修了。「ある感触」という主題のもとで作品を展開し、身体的動作や実際にあった体験への感受性を、感触として掴み取れる形を見いだしていく。その行為の中で発生する、ドローイングなどの平面作品や、そのほかさまざまな方法を、そのときの興味に応じた主題の実践を試みる。

 

迫鉄平|Teppei Sako

1988年大阪府生まれ。2014年京都精華大学大学院・芸術研究科後期博士課程入学。デジタルカメラによって撮影された写真、アイドルのグラビア、映画のスチル写真、素人カメラマンのフリー素材写真、報道写真、これらすべての「写真」は、デジタルデータとして入力され、等価値な「画像」へと圧縮される。それらの「画像」をシルクスクリーン版画や、人為的にデジタルコードへの介入を試みるグリッチ画像として再び出力する。

 

|キュレイション:山崎伸吾(Social Kitchen)

|企画制作:若尾久美、浅井ゆき、野口巧(hinemos)