WORK IN MEMORY

 

「WORK IN MEMORY」は、タイからアピチャッポン・ウィーラセタクン(映画監督・美術作家)とウティット・ヘーマムーン(小説家・美術作家)を講師に迎え、コンセプトメイキングから映像作品制作、展示構成までの包括的な指導を受けることができる、実践的なアーティストワークショップです。この度、本事業の成果発表として、参加アーティスト6名によるグループ展を開催致します。

詳細 >> http://www.kcua.ac.jp/gallery/event/5776.html

 

|日時: 2014年3月1日(土)~ 2014年3月23日(日)
11:00〜19:00/会期中無休

|会場:堀川団地
京都市上京区西堀川通上町者町上る皀莢町287番地

|アクセス:

四条河原町から|京都市バス(12号系統)四条河原町〜堀川中立売 停留所 下車
京都駅から|京都市バス(9号系統)(50号系統)京都駅前〜堀川中立売 停留所 下車
阪急大宮駅から|徒歩3分 京都市バス(9号系統)四条堀川〜堀川中立売 停留所 下車
*お車でお越しの方、駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

 

|参加アーティスト:
榎本耕一 ENOMOTO Koichi
田中英行 TANAKA Hideyuki
長良将史 NAGARA Masashi
日名舞子 HINA Maiko
前田菜月 MAEDA Natsuki
山口冴子 YAMAGUCHI Saeko

 

|料金:無料

 

|関連イベント:
3月1日(土)14:00〜15:30トークイベント(会場:Cafe marble 智恵光院店)
17:00〜19:00 オープニングレセプション (会場:堀川団地)※CIMと共同開催

 

|プロフィール:

Apichatpong Weerasethakul(アピチャッポン・ウィーラセタクン)

1994年から短編のフィルム作品とビデオ作品の制作を始め, 2000年に初めての長編映画を完成させた。叙情的で, ミステリアスで多様な作品群は, 「記憶」を主題とすることが多く, 社会的な問題も取り扱っている。タイの商業映画界とは一線を画し, 1999年に設立したKick the Machineプロダクションを起点として, 実験的でインディオペンデントな映画制作を貫いている。 2010年には, 「ブンミおじさんの森」(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)が, 第63回カンヌ国際映画際でパルム・ドール(グランプリ)を受賞した。 映画だけでなく, 展覧会やインスタレーション作品の制作もしており, 代表作の一つにマルチスクリーンプロジェクション作品のプロジェクト「Primitive」があり, これはドイツ・ミュンヘンの美術館ハウス・デア・クンスト(2009), パリ市立近代美術館(2009), ニューヨークのNew Museum(2010)を含む多くの美術館を巡回した。2012年には, インターネット配信の為の映画「Cactus River」をアメリカのthe Walker Art Centerの依頼で制作し、ドイツ・カッセルにて開催されたドクメンタ13にも出展された。 シャールジャビエンナーレ賞(シャールジャビエンナーレ, 2011)を受賞, 2013年には福岡アジア文化賞(文化・芸術賞)も受賞している。
>> http://www.kickthemachine.com/

 

Uthis Haemamool(ウティット・ヘーマムーン)

1975年にタイ北部のサラブリで生まれ, バンコクのシラパコーン芸術大学絵画専攻を卒業。現代美術, 文学, 映画, 音楽など幅広いジャンルの芸術に興味を持ち, 2001年から2009年の間に, ラジオのDJ, 短編映画制作, 芸術監督, 映画評論誌へのコラムを執筆するなど幅広い経歴を持つ。 2009年に三作目となる小説「ラプッレー, ケンコーイ」(The Brotherhood of Kaeng Khoi) にて作家として地位を確立し, 同書は、栄誉あるセブンブック賞と東南アジア文学賞を受賞した。同年, CNNGoにて, タイで最も重要な人物の一人として掲載された。国際交流基金により第19回開高健記念アジア作家講演会シリーズにて招聘され, 東京, 大阪, 福岡, 函館を巡るレクチャーシリーズを開催した。 これまでに, 4作の長編, 2編の短編集, 2編の映画批評集と文学批評集を出版している。

 

|主催:京都市立芸術大学、文化庁

|問合せ先:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
Tel 075-253-1509
http://www.kcua.ac.jp/gallery