Christoph Heemann with Jim O’Rourke, Celer Japan Tour 2013

 

|日時:2013年8月19日(日)、19:00〜23:00

|会場:METRO
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
>> http://www.metro.ne.jp/

 

|LIVE:
Plastic Palace People (ジム・オルーク&クリストフ・ヒーマン)
/ Hollywood Dream Trip(クリストフ・ヒーマン+Celer)

|Fromt Act: ieva(shrine.jp)

|Selector:Masahiko Takeda

 

新しい「知」の探求者としてオルタナティヴ、ポストロック、エクスペリメンタル・ポップ、映画音楽、フリー・ミュージック、ジャズ、アメリカーナ、現代音楽など様々なジャンルの極北を切り開く越境的活動を繰り広げる「ジム・オルーク」、そして彼の古くからの盟友で2002年にはドイツの音響デュオMIRRORとしてもジムと共に来日公演を果たしている「クリストフ・ヒーマン」、90年代よりさらに以前から幾度とないコラボレーションを繰り返しているこの強力コンビによるデュオ「Plastic Palace People」での来京が実現!!冷たいトーンを保ちつつ徐々に沈んでいく硬質持続音、そこへ毒気の強い音響が投入される美しくイマジネイティヴなドローン・サウンドが展開されます。クリストフ・ヒーマンはWill Long (Celer, Oh, Yoko) とのデュオプロジェクト「Hollywood Dream Trip」のライブも披露。2013年の夏の京都に響き渡る珠玉のサウンドスケープをご堪能下さい!

 

|プロフィール:

クリストフ・ヒーマン (Christoph Heemann)

1964年アーヘン、ドイツ生まれ。クリストフ・ヒーマンは、ノイズ・アバンギャルドの歴史に残る名バンドH.N.A.S.の元メンバーであり、現在は主にアンドリュー・チョークとのデュオ、ミラーとして精力的な活動を行っている。また、ジム・オルークのデビュー以前からの親友でもあり(ヒーマンはオルークに負けない音楽狂でもあり、オルークにヴァン・ダイク・パークスや戸川純を教えたのが彼であることは一部で有名)ミラー+オルークという編成で02年には初来日ツアーも行われた。ミラーはアナログ盤、CD-Rなどで膨大な数のリリースがあるが、現時点での唯一のCD”Solaris”はオーレン・アンバーチの”Triste”と同じイデア・レコーズからリリースされている。ヒーマンのソロ・アルバムとしては、”Aftersolstice” (1994年)、”Days of the Eclipse” (1997年)、”Time is the simplest thing” (2003年)などがある。また1994年にStreamlineレーベルを立ち上げ現在に至るまで精力的なリリースを続ける。

 

ジム・オルーク

1969年シカゴ生まれ。Derek Baileyの音楽と出会い、13才のジム少年はロンドンにBaileyを訪ねる。ギターの即興演奏に開眼し実験的要素の強い作品を発表、John Faheyの作品をプロデュースする一方でGastr Del SolやLoose Furなど地元シカゴのバンドやプロジェクトに参加、「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立する。一方で、小杉武久と共に Merce Cunningham舞踏団の音楽を担当、Tony Conrad、Arnold Dreyblatt、Christian Wolffなどの作曲家との仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。1998年超現代的アメリカーナの系譜から『Bad Timing』、1999年、フォークやミニマル音楽などをミックスしたソロ・アルバム『Eureka』を発表、大きく注目される。1999年から2005年にかけてSonic Youthのメンバー、音楽監督として活動し、広範な支持を得る。2004年には、Wilcoの『A Ghost Is Born』のプロデューサーとしてグラミー賞を受賞、現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエーターとして高く評価され、ヨーロッパでも数々のアーティストをプロデュースする。また、日本文化への造詣が深く、近年は東京に活動拠点を置く。日本でのプロデュース・ワークとしては、くるり、カヒミ・カリィ、石橋英子など多数。坂田明、大友良英、山本精一、ボアダムスなどとの共同作業や、武満徹作品『コロナ東京リアリゼーション』(2006)など現代音楽に至る多彩な作品をリリースしている。映像作家とのコラボレーションとしてWerner Herzog、Olivier Assayas、青山真治、若松考二などの監督作品のサウンドトラックを担当。ジム自身も映画監督として活動しており、彼の作品は、2004年と2006年にはホイットニー・ビエンナーレ、2005年にはロッテルダム映画祭で「重要作品」として上映されている。ソロとしての最近作『The Visitor』(2009)は『Bad Timing』の現代版と言える密室的ワンマン・アルバムの極致と言える。新しい「知」の探求者としてオルタナティヴ、ポストロック、エクスペリメンタル・ポップ、映画音楽、フリー・ミュージック、ジャズ、アメリカーナ、現代音楽など様々なジャンルの極北を切り開く越境的活動を行ない「現代東京カルチャー」の先導者となりつつある。

 

Plastic Palace People (ジム・オルーク&クリストフ・ヒーマン)

90年代よりさらに以前から幾度とないコラボレーションを繰り返しているJim O’Rourke & Christoph Heemannの強力コンビ。1991年に発表された “Plastic Palace People Vol. 1″ は冷たいトーンを保ちつつ徐々に沈んでいく硬質持続音、そこへ恐らくChristoph Heemannによるモノと思われる毒気の強い音響が投入される冷やかな作品内容に出会う事が出来る。時は2013年。どんなステージを魅せてくれるのか期待が高まる。

 

Celer

執筆といった分野で活動する東京在住のWill Longによるプロジェクト。Two Acorns を主催し、Celer、Chubby Wolfのリリースや流通などのマネージメントを行っている。定期的に、Celerとして、また、様々なアーティストとのコラボレーションでライブパフォーマンスを行っている。現在は、Oh, Yokoの名義でMikoとコラボレーションに取り組んでいる。
>> http://www.thesingularwe.org/celer

 

ieva (shrine.jp)

「京都在住フランス人アーティスト、イエバ。フィールドレコーディングからのリアルな情景を有意義に取り入れアンビエンスとの絶妙なアンサンブルで感情価を高められる傑作。」 2000 年からコンピュータ・インターフェイスのデザイン研究を開始し、子供の即興演奏のためのインターフェイスの開発など、コンピュータを使った表現領域にフォーカスしながら、音楽と映像に関するクリエイティブな活動を続けてきた。ソロのieva 名義では詩的なマルチメディア表現や実験的な映画作品の制作を行い、2002 年にthe Aquitain Film Music Competition の実験映画部門にて初受賞、音楽のライブ・パフォーマンスも同年より開始する。2008 年にはアメリカ・ニューヨークのAnticipate recording 、同じく米シアトルのand/OAR 、フランス・ストラスブルグの la p’tite maison などの音楽レーベルから音源を発表、最近ではミニ・アルバムをポルトガル・リスボンのTest Tube よりリリースした。
>> http://www.inpartmaint.com/shop/ieva-il-etait-une-fois/

 

|チケット:前売¥2,800 ドリンク代別途 当日¥3,300 ドリンク代別途