迫鉄平個展 9.サブミッション at KUNST ARZT
迫鉄平個展
9.サブミッション
|日程:2013年4月2日(火)〜7日(日)
|時間:12:00から19:00 (最終日17:00まで)
|場所:KUNST ARZT
京都市東山区夷町155-7
>> http://kunstarzt.com/
KUNST ARZT では、迫鉄平の初個展を開催します。 迫鉄平は、これまでイメージと人間の関係のあり方を問うてきました。 本展は、テレビや雑誌といったマスメディアが映し出すイメージを切り取り、 時にはそのイメージが生み出された場に自身が踏み込み、 そこで改めて生まれたイメージを独自の色分解フィルターを通して シルクスクリーン作品として仕上げる試みと、 「ものが存在し、それ以上でも以下でもない」 スナップ写真の試みから構成されます。 メディア・イメージを引用する迫にとって著作権の問題を避けることはできず、 実際に表現を規制された経験もあります。 しかし、その経験も含め、むしろ社会に対する眼差しはより精鋭化し、 表現に生かされています。ご注目して頂ければ幸いです。
(Kunst Arzt 岡本)
また同時期に大阪のART GALLERY 5でも 迫鉄平個展「シーズンl 2008-2010」が開催されます。
ステートメント
写真には絵に描き起こしたくなるものと、そうでないものとの2種類があります。 撮影時には、かなり意図的に絵を描き起こしたくなるものを探しますが、 結局1000枚に1枚でも描きたくなる写真があればマシというような場合がほとんどです。 私がシルクスクリーンを用いてケント紙にプリントする写真は、 テレビ画面や映画を再生するパソコンのディスプレイ、低俗な雑誌のグラビア、 観光写真などの、基本的に絵に描き起こすことができないどうしようもない屑写真です。 そして、その2種類の間に、 視覚の追跡の結果の、 「ものが存在し、それ以上でも以下でもない」スナップ写真があります。
迫鉄平
1988年、大阪生まれ。
京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻版画コース在籍
展覧会歴
2010 ニューフェイス展 / 石田大成社ホール
2012 Work in Progress / ヴォイスギャラリー
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