レクチャー&ワークショップ:台所大学「畑を知る、畑を作る、畑を生きる」

第2回 
|日時:2011年1月23日(日)12:00~14:00

|場所:Social Kitchen(京都市上京区相国寺北門前町699)
>>> http://hanareproject.net/

|講師:糸川勉
帯広畜産大学卒業。百姓小学校を経て畑カフェ・「おいしい店」を経営。畑クラブ、自給農業法研究会代表。今年から自給自足を目指して京北町で開拓農民を目指して土地を開拓しているところです。

|参加費:1,500円(昼食代を含む)

第2回目は前回と同様、糸川勉さんを招いて、第1回のおさらいもかねて畑の基本的な話を聞き、それぞれの参加者に合わせた畑の実践法(春に向けての準備など)について質問しながら進めます。現在畑に取り組んでいない人でも今後どのようにすれば畑がやれるのか、また、ベランダで野菜を育てるコツなども相談できるといいと思います。第2回レクチャーは1月23日、その時期に収穫できる野菜は何でしょう?毎回、畑の野菜をいただくことで旬を知る楽しみもあります。

 

|コーディネーター:米田量
1975年生まれ。四国88か所巡りの経験と研究から人が内在している自律性を発現させていくための環境と媒体の必要性を感じる。2007年、時給は米2合の無農薬米づくり体験「結いの田うじ」企画・事務局(~2009)。フリースペース付きシェアハウスつる紫在住

|企画:米田量、吉村美智子(hanare)
|申込方法:メールに①名前②連絡先③畑の経験(有・無)④参加する日程を書いて
mikko(at)hanareproject.netまでご連絡ください。

 

|アウトライン:
この連続レクチャー&ワークショップ&ご飯会は、畑仕事を生業とする方々に畑に対する考えを聞くこと、その畑で採れた野菜をしっかり味わうこと、私達の失われた生活力を高めることを目的としています。

ここでの生活力とは「エサ場を持つこと」ということです。「エサ場」って何だ?と思われるかもしれませんが、これは第一回目のゲストである糸川勉さんの言葉です。野生の動物は自分のエサ場を必ず持っています。エサ場を守るためには争うこともあります。そうでなければ生きてはいけないからです。同じ動物である私達人間は、ほとんどの人が買うことで食べ物を調達しますが、売る側をや作る側を守ることを考えたことはあるでしょうか。エサ場を守ることはその人達を守るとい うことです。私たちは何も考えず、安いからという理由だけで食材を購入する状態に留まっていてはいけないように思います。このレクチャー&ワークショップを通じ、争わずして安全な食べ物を確保できるよう、作る側のお話を聞き、私達に何ができるかを考えていきます。「消費者と生産者」という関係性を超え、新しい自給の形を探りたいと思っています。そしてそれは、実際に畑を始めてみることかもしれません。

現在畑をしている人、やりたい人、やらないけど食には興味がある人、ぜひ参加してください。できれば連続での参加が望ましいですが、単発でもどうぞ。