ばばりか展『妄想ハラッパ』 at ARTZONE
ばばりか展『妄想ハラッパ』
|会期:2014年3月15日(土)〜4月6日(日)
|時間: 平日 13:00〜20:00 / 土日祝 12:30〜20:00
|会場: ARTZONE
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2階
>> http://artzone.jp/
ばばりか(1983-)は、京都精華大学洋画専攻を卒業後、東北の山形に移住し、近年では京都を拠点に戻して制作を続けてきました。彼女は安価な生活消費材(シャワーボールやストロー、プラスチックスプーン、ビーズなど)を素材として生物をおもわせる有機的なオブジェを作り、それらを空間全体に配置したインスタレーション作品を発表しています。
オブジェはモビール式に宙に浮かび、空間は未知の惑星におりたったような生命のパワーに満ちています。そのユニークかつ不気味、そして神秘的な世界観は、みるものを異次元へと誘います。ばばりかが作品をつくる行為には、民族学的視点が大きな影響を与えています。日常の消費材をアートに転用するブリコラージュ的手法は、異なる現象や物事が共生するための抜け道なのかもしれません。
本個展『妄想ハラッパ』では、ARTZONEの1階と2階を使い、新作のインスタレーションとドローイングを展示予定です。
また展覧会期間中には関連企画イベントの開催、アクセサリーを中心とした手作り雑貨のセレクトショップ『花のサーカス』を同時オープンいたします。たくさんのご来場を心よりお待ちしております。
|関連イベント:
vol.1「妄想ハラッパ × ノメメノ―遠くの春をひきつれる」 入場無料
2014年4月5日(土) 13:00〜18:00
パフォーマンスユニット・ノメメノが『妄想ハラッパ』会場の中を踊ったり隠れたり、一日滞在。ふたりがひそむ気配と空間を、作品と共にお楽しみください。
vol.2 トーク「みんぱくに行ったところからはじまる話」 入場料 : 300円
2014年4月6日(日) 16:00〜17:30 (クロージングパーティ 18:00〜)
服部滋樹(graf 代表) × ばばりか(本展作家) × 山下里加(アートジャーナリスト、京都造形芸術大学アートプロデュース学科准教授)
「みんぱく(国立民族学博物館)」を皮切りに、プリミティブなものづくりの思想をゲストの服部滋樹さん、山下里加さんと共に探求していきます。
|企画:松尾若葉(京都造形芸術大学 アートプロデュース学科2回生)
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