梶井照陰写真展:HARBIN 2009-2012

 

|日時:2012年12月1日(土) – 12月23日(日)、水曜休廊
11:30 – 20:00(初日は19:00まで)

|会場:京都 フォイル・ギャラリー
京都市上京区笹屋町通智恵光院西入笹屋町1-519 マーブルビルディング 3F
>> http://www.foiltokyo.com/

|オープニングレセプション: 2012年12月1日(土)19:00-21:00
※イベント開催等で、開場時間が変更となる場合もございます。 詳細はHPなどでご確認ください。

|入場料:300円

 

フォイル・ギャラリーでは2012年12月1日(土)から12月23日(日)まで、梶井照陰写真展『HARBIN2009-2012』を開催致します。 本展では、梶井照陰が3年間の歳月をかけ撮影した、変わりゆく中国ハルビンの様子とそこに住む人々を捉えた、新作写真を展示します。

急速な発展を遂げる中国で、ハルビンの地にも沿岸部から開発の波が押し寄せてきた。開発地に指定された下町に住む人々は、自らの意志とは関係なしに立ち退きを迫られ、その土地で生まれた繋がりさえも奪われてしまう。2009年から2012年にかけハルビンを中心に梶井は、時代にのみ込まれてゆく下町と、新しく生まれ変わろうとする街並みを写真に捉えた。この写真に写る人たちは、いったい何を手に入れ何を失ってゆくのか。

横浜美術館で大勢の方に足を運んで頂いた展示が京都フォイル・ギャラリーにて開催となります。同名の写真集も、フォイルより発売しております。

この機会にぜひ、ご高覧ください。

 

|プロフィール:

梶井照陰(かじい・しょういん)

1976年新潟県出身、佐渡島在住。2004 年、佐渡の波を撮り続けたシリーズ「NAMI」で第1 回フォイル・アワードを受賞、写真集『NAMI』(リトルモア/フォイル)を発表する。本作で2005 年度日本写真協会賞新人賞を受賞。その後、日本各地で過疎化の進む集落を取材した『限界集落-Marginal Village』(フォイル)を発表。2009 年、その活動が認められ五島記念文化賞美術新人賞を受賞。2010 年、世界の川を撮影しまとめた写真集『KAWA』を発表、同シリーズで写真展を開催する。最新作に「TSUKI」など。

 

|関連イベント:

梶井照陰×竹井正和(フォイル代表)

2009年から2012年にかけ、佐渡島にて僧侶をするかたわら、ハルビンに足を運び続けてきた梶井。自らも中国語を覚え、街の人々と交流を深めながら撮影した街並は、彼の目にはどのように写ったのか。今回のトークイベントではそんな撮影秘話やハルビンの様子をじっくり語ります。写真家として僧侶として、彼の持つ独自の目線から語られる話は必見です!

[日時]:2012年12月2日 (日) 18:00- (17:30 – 受付開始)
[会場]:フォイル・ギャラリー
[料金]:1,000円
[イベントの予約&お問い合わせ]: フォイル
TEL:075-451-6162/MAIL:[email protected]