CONSTRUCTIVE GRAVITY SPECIAL!
第一部:メトロ大學 映画『サウダーヂ』上映会

メトロ大學
上映:映画『サウダーヂ』

|日時:2012年8月17日(金)
6:30pm 開場 7:00pm 上映開始 → 9:40pm 終映予定

|場所:METRO
>> http://www.metro.ne.jp/
京都市左京区川端丸太町下ル 京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF

|チケット:¥1,500 inc.1drink
※前売りメール予約→<[email protected]>で受け付けています。

 

魂に響く映画として、仏ナント三大陸映画祭の最高賞受賞というインディーズ映画としては異例の快挙、さらに各地の映画祭でも口コミから空前の評判を呼び、日本全国で異様な熱気を帯びた上映が続く映画『サウダーヂ』!今宵はその映画で初主演をつとめたstillichimiyaの田我流(でんがりゅう)の新作『B級映画のように2』のリリースパーティーを記念して、第一部[メトロ大學]で、映画『サウダーヂ』上映会を開催します!!!ヒップホップのリズムに乗せて、地方都市で暮らす若者達の閉塞感をリアルに描き、現代社会が抱える問題に真っ正面から挑んだ問題作!是非ご覧下さい。

 

映画『サウダーヂ』
>> http://www.saudade-movie.com/

[2011/167min/35㎜/カラー]
制作:空族/『サウダーヂ』製作委員会
エグゼクティブ・プロデューサー:笹本貴之 プロデューサー:伊達浩太朗/富田智美
監督:富田克也、脚本:相澤虎之助/富田克也、撮影:高野貴子、録音・音響効果:山﨑厳
助監督:河上健太郎、編集:富田克也/高野貴子

【出演者】
鷹野毅・・・堀精司
伊藤仁・・・保坂/ビン
田我流(from stillichimiya)・・・天野猛
ディーチャイ・パウイーナ・・・ミャオ

 

【イントロダクション】

『土方、移民、HIPHOP 『この街で一体何が起きている?!』不況と空洞化が叫ばれて久しい地方都市。“中心”街。シャッター通り、ゴーストタウン。それがアジアNO1の経済大国と呼ばれた日本の地方都市の現状である。しかし街から人がいなくなったわけではない。崩壊寸前の土木建築業、日系ブラジル人、タイ人をはじめとするアジア人、移民労働者たち。そこには過酷な状況のもとで懸命に生きている剥き出しの“生”の姿があった。街そのものをテーマに、実際にそこで生活している人々をキャスティングしてつくられたこの作品には、これまで日本映画ではあまり描かれる事の無かった移民たちの姿が描かれている。特に100年前に日本からブラジルに渡った日本人の子孫たちのコミニティは国内において大きな規模を成している。移民の問題は世界的な課題であり、そこでは差別や経済格差、文化間の衝突は避けられない。

 

富田克也[監督・脚本・編集]

1972年山梨県甲府市生まれ。東海大学甲府高等学校卒業後、音楽の道を志し上京。音楽活動に出口を見いだせず映画を観まくる日々、いつしか自身で映画を撮りたいと思うようになる。都内で配送業に従事しながら、製作期間5年、上映時間140分の処女作『雲の上』(8mm) を2003年に発表。監督、脚本、編集を自ら手がけたこの作品は「映画美学校映画祭2004」の最優秀スカラシップを受賞。この賞金を原資に『国道20号線』(16mm/77min)を製作し2007年に発表。同年10月に甲府の桜座で自主上映会を開催後、東京渋谷UPLINK Xにてロードショー公開。2008年に入り単館系劇場にて全国公開された。「映画芸術」誌上にて2007年日本映画ベスト9位選出、映画界に波紋を呼び、文化庁の主催する日韓映画祭を含む国内外の映画祭で多数上映されてきた。