Works
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[BEADS]
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“PixCell-Double Deer#4”
2010
mixed media
courtesy of SCAI THE BATHHOUSE
photo by Nobutada Omote (SANDWICH GRAPHIC)

 

劇場から垣間見る世界vol.1~名和晃平の場合~

|日時:2012年6月23日(土)開場14:10/開始14:25(終了予定/17:45)

|場所:京都みなみ会館
京都市南区西九条東比永城町78
>> http://kyoto-minamikaikan.jp/

ものづくりに携わり文化や芸術など幅広い分野でご活躍されている方をお招きし、ゲストが選んだ映画の上映&トークをして頂くイベントを開催致します。

第1回目のゲストは現代美術の領域で国際的に注目を集めている彫刻家、名和晃平さんです!

選んで頂いた、お好きな映画についてや、ご自身の制作や活動に関することなどお話を伺います。映画通して名和晃平さんの世界を垣間見ることができる貴重な機会です!

選んで頂いた2作品はこちら
エルメス製作のドキュメンタリー映画
「ハート&クラフト」
2008年度アカデミー賞最優秀ドキュメンタリー賞受賞作品
「マン・オン・ワイヤー」

|料金:当日一般/2,000 円 学生・会員/1,800円前売り/1,500円
(整理NO付、劇場窓口とチケットぴあにて限定販売)

 

|上映作品:

© ‘’Hearts and Crafts’’ A film by Frédéric Laffont and Isabelle Dupuy-Chavanat, 2011

「ハート&クラフト」
2011/フランス/47分
監督:フレデリック・ラフォン&イザベル・デュピュイ=シャヴァナ

1837年、パリの馬具工房として誕生したエルメス。その根幹を支えるのはいつの時代も職人だった。二人の監督はパリからアルデンヌ地方、リヨン地方、そしてロレーヌ地方-フランスの四つの場所にあるエルメスの工房を訪ねて回り、そのなかに響き渡る皮革やクリスタル、シルクの音と職人の沈黙をとらえる。職人の技術としぐさを観察する視線は、その沈黙のなかに潜む生命の輝き、情熱、プライドを静かに解き放っていく。●フレデリック・ラフォン、イザベル・デュピュイ=シャヴァナフレデリック・ラフォンはレバノンやルワンダ、ボスニアやアフガニスタンの紛争をフィルムに収めた著名なレポーター、ドキュメンタリー作家である。彼はレバノン戦争についてのルポルタージュによって、1987年にアルベール・ロンドル賞を受賞するなど、その分野で最も高名な賞も受賞している。イザベル・デュピュイ=シャヴァナはゴブラン美術学校の写真部門で学んだ後、デザイナーおよびジャーナリストとして、映像やアート・ディレクションに情熱を傾け、編集、広告の分野でアメリカを縦横無尽に駆け巡っている。

 

(c)2008 Jean-Louis Blondeau / Polaris Images

「マン・オン・ワイヤー」
2008年/イギリス/95分
監督:ジェームズ・マーシュ
出演: フィリップ・プティ

1974年、ニューヨーク。当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターのツインタワー。ある時、その高くそびえる双子のビルの間を、鋼鉄のワイヤー1本で渡り歩く男の姿が目撃された。彼の名はフランスの若き大道芸人、フィリップ・プティ。当然無許可ゆえに逮捕されてしまったプティだが、その美しく詩的なパフォーマンスに人々は驚き、喝采する。しかし、彼の無謀とも思える世紀のチャレンジは、実は周到な計画と多くの仲間たちの支えがあって初めて実現したものだった。本作は途方もない夢を抱いたプティが、ついにはそれを実現させるまでの長き道のりを、プティはじめ関係者の証言を差し挟みつつ当時の映像と再現ドラマを織り交ぜ明らかにしていく衝撃と感動のドキュメンタリー。2008年度のアカデミー長編ドキュメンタリー賞はじめ数々の映画賞を受賞

 

|プロフィール:

photo by Nobutada Omote (SANDWICH GRAPHIC)

名和晃平

1975年生まれ。彫刻家。京都造形芸術大学美術工芸学科准教授、※SANDWICHディレクター。「ものの表皮」への意識から発して、PixCell=Pixel(画素)+ Cell(細胞・器)というコンセプトを機軸に、ビーズやプリズム、シリコーンオイル、発泡ポリウレタン、グルーなどの様々な素材を介した多様な作品を展開している。国内外での展覧会をはじめ、パブリックアート、人気ミュージシャンのミュージックビデオを手がけるなど、幅広い活動を展開し、現代美術の領域で注目を集める。

※SANDWICH
京都市の宇治川沿いにあるサンドイッチ工場跡を改装し、生まれた創作のためのプラットフォーム。アーティストやデザイナー、建築家など様々なジャンルのクリエイターが、現代美術の枠に収まらない活発なコラボレーションを日々行っている。
SANDWICH:http://sandwich-cpca.net/

 

|開催中の展覧会:

ANTEROOM PROJECT

SANDWICHと京都造形芸術大学大学院総合造形 名和ゼミの学生が主体となり企画した展覧会を開催。京都を拠点に活動する若手作家たちが、ホテル アンテルーム 京都内ギャラリースペースのほか、ロビーやラウンジ、レストラン、喫煙所などの、スペースを使った展示をセルフオーガナイズ。彼らの多彩で自由な表現を感じていただける内容となっています。
また、本上映会終了後には、ホテル アンテルーム 京都にてクロージングパーティーを開催いたします。

会期 : 2012年4月27日(金) – 6月29日(金)
<クロージングパーティー>
2012年6月23日(土)※詳細は後日発表致します。

ホテル アンテルーム 京都
>> http://hotel-anteroom.com/