山村浩二 × 竹熊健太郎『マイブリッジの糸』上映特別ゲストトーク!
山村浩二 × 竹熊健太郎『マイブリッジの糸』上映特別ゲストトーク!
|日時:2012年3月24日(土)14:55-(Aプロ上映後)
|場所:京都みなみ会館
京都市南区西九条東比永城町79
>> http://kyoto-minamikaikan.jp/
|ゲストトーク:山村浩二監督/竹熊健太郎(編集家、京都精華大学マンガ学部教授 多摩美大学非常勤講師)
|料金:Aプロ/500円均一 ※3/24(土)のみAプロ+舞台挨拶のため1000円均一
|プロフィール:
山村浩二
1964年生まれ。アニメーション作家。東京造形大学卒業。90年代『カロとピヨブプト』『パクシ』など子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞にノミネートされる。また『カフカ田舎医者』がオタワ、シュトゥットガルトなど7つのグランプリを受賞。これまで国際的な受賞は70を越える。2010年文化交流使としてカナダで活動。2011年カナダ国立映画制作庁との共同制作で『マイブリッジの糸』が完成。『くだものだもの』『おやおや、おやさい』(共に福音館書店)など絵本画家、イラストレーターとしても活躍。DVD作品集は日本、フランス、アメリカ、カナダで発売されている。東京造形大学客員教授、東京藝術大学大学院映像研究科教授。
竹熊健太郎
1960年東京生まれ。編集家、エッセイスト、漫画原作者。桑沢デザイン研究所在学中、アリス出版(カルトマガジン「JAM」を出していた伝説の出版社)に出入りし、そのままズルズルと編集者兼文筆家になる。以後自販機雑誌・マンガ雑誌・サブカル雑誌等で活動。89年、漫画家の相原コージとともに「ビッグコミック・スピリッツ」に『サルでも描けるまんが教室』を足かけ3年にわたって連載する。90年代以降は「クイック・ジャパン」のメインライターとして康芳夫や川内康範、庵野秀明らのインタビュー記事を執筆。2009年、京都精華大学マンガ学部プロデュース学科の教授に就任。主な著書に『サルでも描けるまんが教室』(相原コージと共著/小学館)の他、『私とハルマゲドン』『庵野秀明パラノ・エヴァンゲリオン』『篦棒な人々』(以上、太田出版)『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』(イーストプレス)などがある。
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3/24(土)-4/6(金)
【Aプログラム】
マイブリッジの糸+メイキング(計28分)
「マイブリッジの糸」
2011年/カナダ・日本/12分39秒/セリフなし/字幕:英語、日本語/カラー&白黒
監督、脚本、編集、デザイン、アニメーション:山村浩二
オリジナル音楽、サウンドデザイン:ノルマン・ロジェ、ピエール・イブ・ドラポー、ドゥニ・シャルトランJ.S.バッハ「蟹のカノン」/編曲:ノルマン・ロジェ
エグゼクティブプロデューサー:デヴィッド・ヴェロール、斉藤健治、塩田周三
プロデューサー:マイケル・フクシマ、土橋圭介、塩田周三
製作:NFB、NHK、ポリゴン・ピクチュアズ
映画の発明に大きなインスピレーションを与えた写真家エドワード・マイブリッジと、母と娘のもう一つの物語が時空を超えて織りなす映像詩。時間を止めることはできるだろうか?時間を反転することは?山村浩二の『マイブリッジの糸』は、1878年に馬のギャロップの連続動作を撮影することに成功した写真家エドワード・マイブリッジと、母と娘の情景、ふたつの世界の対比によって「時間」を思念するアニメーションだ。作品は、カリフォルニアと東京、19世紀と21世紀を往き交いながら、マイブリッジの波乱に満ちた人生に焦点を当て、一方では母親のシュールな白日夢を紡いでいる――それは、人生の過ぎ去る一瞬をとらえたい、幸福の瞬間を凍結したいという、人間の飽くなき欲望を探る、私的な対位法である。
日本アニメーション界の奇才、山村浩二の洗練された芸術性と、カナダアニメーション界を代表するサウンドデザインの巨匠、ノルマン・ロジェにより音の世界に彩られ、『マイブリッジの糸』は、J.S.バッハ作の透明な音色の上に浮遊する「瞬間」と「永遠」を体感させてくれる。
『東京/モントリオール』~「マイブリッジの糸」制作風景~
2011年/日本/14分55秒/カラー/DV
監督、撮影、編集:山村浩二、山村早苗
製作:ヤマムラアニメーション
東京での作画風景とモントリオールでの音響制作を描いた『マイブリッジの糸』メイキング・ドキュメンタリー。
【Bプログラム】
マイブリッジの糸+NFB作品集+山村浩二作品集(計66分)
『カノン』
『心象風景』
『ビーズゲーム』
『技』
『ワイルド ライフ』
『Fig(無花果)』
『こどもの形而上学』
【料金】
Aプロ:500円均一 ※3/24(土)のみAプロ+舞台挨拶のため1000円均一
Bプロ:当日一般/1,300円 学生・会員/1,000円
2プロ券:1500円
詳細はコチラ
>> http://kyoto-minamikaikan.jp/
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