森下くるみ著「らふ」販売記念イベント@KYOTO

|日時:2010年11月22日(月)OPEN 18:30/START 19:00

|場所:UrBANGUILD(京都市中京区木屋町三条下がるニュー京都ビル3F)
>>> http://urbanguild.net/

|料金:adv.2,500円 with 1drink/door.3,000円 with 1drink

【第1部】森下くるみ×阿部嘉昭スペシャル対談『AV原論2010-AVは作品たり得るか?』
アダルトビデオと聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?男性の性欲処理の道具、性を売り物にする、低俗で、不埒な行為。心を病んだ女性の居場所。そんなネガティブなイメージをAVに持つ人は決して少なくないはずだ。そういった偏見のもと、アダルトビデオに対する社会的評価は今まで決して高くはなかった。しかし、映画や小説、漫画はもちろん、萌えアニメやエロゲー、ライトノベルなどアンダーグランドなサブカルチャーに対する評論が活発化する中で、なぜAVには確固たる批評の場が用意されていないのか?またAV業界から出発し、多方面で活躍する女優や監督が沢山いる中で、なぜAV自体にスポットが当てられてこなかったのか?AVを映像作品として捉えなおし、一つの批評の対象、テクストとして見ることも可能ではないのか?
そういった疑問から出発し、今回のイベントでは、一切の偏見を捨て、もう一度真正面からAVというメディアを捉えなおす。実際にAVを観ながら、AVの魅力、可能性について他方面からアプローチし、議論していくことで、AVを一つの作品として捉える方法を模索する。

【第2部】森下くるみサイン会・握手会・オフ的飲み会
元カリスマAV女優・森下くるみと、8人のAV女優との対談本『らふ』。晶エリー、滝沢優奈、長谷川瞳、みづなれい、川上ゆう、大塚咲、彩花ゆめ、小澤マリア、ラフ(気取らない)な裸婦(AV女優)たちの満たされ本音トーク満載です。
第2部ではそんな新刊本の執筆にまつわる裏話や、最近の森下さんの活動などについて『らふ』に話してもらいます。さらに新刊本『らふ』お買い上げの方は、サイン会と握手会に参加して頂けます。またイベント終了後には、気軽に参加していただけるオフ会的飲み会も企画していますので、是非お楽しみに。

 

森下くるみ(もりした くるみ)
1979年秋田県出身。1998年AV女優で初となる、専属女優として年間契約を結び、SOFT ON DEMANDよりAVデビュー。2002年Dogmaへ移籍。多くのファンを獲得し、約10年間に60本以上の作品に出演。2008年、AV女優を引退し、現在は文筆活動を行っている。
代表作「すべては「裸になる」から始まって」(講談社)新刊『らふ』(青志社)1365円が発売中。新刊『らふ』については、TBSラジオ番組「キラキラ」内で、ライムスター宇多丸氏も絶賛!!
公式ブログ『森下くるみの間』
>>> http://blog.livedoor.jp/morisitakurumi/

阿部嘉昭(あべ かしょう)
1958年東京都出身。評論家、詩作者、立教大学教授。慶応義塾大学法学部卒業後、編集業務にたずさわる。90年、キネマ旬報入社。同社退社後、評論活動を開始。早稲田大学非常勤講師などを務め、現在、立教大学特任教授。主な著書に『北野武vsビートたけし』『AV原論』『日本映画が存在する』『精解サブカル チャー講義』『成瀬巳喜男』『少女機械考』『僕はこんな日常や感情でできています』『頬杖のつきかた』などがある。12月、「日本映画は生きている」第七巻「ドキュメンタリーとしてのAV」発売予定。
「阿部嘉昭ファンサイト」開設中
>>> http://abecasio.s23.xrea.com/