YUASA RYOSUKE solo Exhibition
「nothing and something」

 

会期:2010.9.11 – 10.11 thursday- sunday,holiday 13:00 – 21:00

場所:radlab. >>> http://radlab.info/
京都市中京区恵比須町531-13 3F(1Fはラーメン屋「鳳林」)

京都河原町三条に位置するオルタナティヴラボ「radlab.」を拠点とし、建築をめぐる思考の形跡をひとつの表現として提示しようと試みる建築ギャラリープロジェクト「rep-radlab. exhibition project」は、2010年9月11日より湯浅良介展「nothing and something」を行います。
湯浅は、今年の4月に東京芸術大学大学院美術研究科建築専攻を終了し、東京建築コレクション(全国修了制作展)にて審査員特別賞を受賞し、次代を担う若手として期待されています。
既存の都市やそれを構成する建設物への批判的視座をストーリーへと仮託する偏執病的ともいうべき手続きによって建築、ならびに建築への過程を再考します。彼が着目するのは「一見なんの価値もないようなもの(nothing)」が「誰かやなにかにとってはなくてはならない存在(something)」に変化するその力学であり、湯浅の建築はそこからはじまっているのです。

◯プロフィール
湯浅良介 / Ryosuke Yuasa
1982年 東京生まれ
2008年 多摩美術大学美術学部環境デザイン学科卒業
2010年 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了
現在 内藤廣建築設計事務所勤務

◯受賞歴
多摩美術大学特別優秀奨学生
第4回ダイワハウス住宅設計コンペ最優秀賞受賞
シェルター学生設計競技2009奨励賞受賞
東京藝術大学吉田五十八修了制作賞受賞
東京建築コレクション2010内藤廣賞受賞

◯展覧会歴
2010年 landscape? 風景 Pepper’s Project Exhibition