「近代日本のグラフィックデザイン -大正・昭和のポスターを中心に-」展

場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
606-8585 京都市左京区松ケ崎御所海道町
075-724-7924  [email protected]
>>>http://www.cis.kit.ac.jp

>>>http://www.kit.ac.jp/01/topics/2010/poster100709.html

期間:2010/7/12(MON)~9/16(THU)
Open―10:00~17:00 Closed―SUN,8/12~16

美術工芸資料館では、「近代日本のグラフィックデザイン −大正・昭和のポスターを中心に−」展を開催します。本展覧会は、当館が近代日本を代表するポス ターや グラフィックデザイン資料を新たに収蔵したことを機に企画されました。
美術工芸資料館では、昨年度、大正から昭和前期にかけての日本のポスターを中心とした2,000点強のデザイン資料が新たにコレクションに加わりまし た。今年度は さ らに2,000点強の新収蔵が予定されています。1902年の京都高等工芸学校の開学以来100年以上に渡り、図案教育資料として収集を続けてきた当館の コレクションは、 これ らの資料群が加わることにより、近代日本のグラフィックデザインを研究するうえで、国内有数の大コレクションとなります。
本展覧会は、この新収蔵資料とこれまでのコレクションとを併せて展示することで、近代日本のポスターデザインや印刷技術の拡がりを紹介するものです。ポス ターだ けではなく、引札やラベルなど、時代の様相と印刷技術の変遷を教えてくれるさまざまな資料を展示いたします。
日本初のヌードポスターとして歴史に名を残す「赤玉ポートワイン」を始めとして、美人画の伝統に連なる飲料ポスターやイラストによる旅情の演出、戦時下の生 活を 反映したチラシやポスター類、懐かしい商標やキャラクターの数々、日本ならではのタイポグラフィーの発達など、現代のグラフィックデザインの源泉がここにあります。
明治時代後半から昭和前期という時期の、ポスターが広告媒体の中心を担っていた時代のデザインの精華をご堪能ください。

 


「京都藝術2010」協力会場
>>>http://www.kyotoarts.com/