京都市立芸術大学創立130年記念事業協賛
Trouble in Paradise/生存のエシックス

http://www.momak.go.jp/

会期:2010年7月9日(金)〜8月22日(日)
休館日:月曜日※ただし、7月19日(月・祝)は開館、7月20日(火)は休館
開館時間: 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
※金曜日の夜間開館日:午前9時30分〜午後8時(入館は午後7時30分まで)

観覧料:一般/850(前売り/700)
大学生/450(前売り/350)
高校生、18歳未満/無料
※団体割引有り

 

京都市立芸術大学創立130周年記念事業に協賛して開催される本展では、生命、医療、環境、宇宙における芸術的アプローチなど、現代の先鋭的なテーマに挑 戦する国内外の12のプロジェクトを紹介します。展覧会を通じて美術家や科学者、アクティヴィストなどが分野横断的な交流を重ねることで、宇宙滞在、発達 障害、遺伝子組み換え、認知症、庭園、脳科学など、個別的で一見無関係に見えるこれらのテーマを、相互交流と対話が可能な新しい関係として再配列すること を目指します。展覧会を通じて生まれる新しい関係と視点は、私たちの馴染んでいる経験や社会的制度を捉え直すものになるだけではなく、「ヒト、時間、空 間」など、「生存」に関わる基本的概念の再構築を促す大きな可能性を含むものになります。
本展では、鑑賞者が制作のプロセスに触れながら生きた知を収集/生産するためのワークショップや、生命・環境・宇宙・医療と芸術の新しい関係を探る国際 シンポジウムが開催されます。また、認知症、自閉症の人々を対象とした作品経験の機会を設定し、芸術・鑑賞・教育と医療の意味を問う対話の場となることも 計画しています。そして明治期に於ける京都近代化のシンボルであった琵琶湖疏水を今日的な視点から取り上げ、各々のプロジェクトをメタレベルで関係づける フィールドワークなども行われます。

※関連イベントも多数開催されます。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2010/381events.html

◆関連リンク
展覧会専用サイト「Trouble in Paradise/生存のエシックス」
http://www.engagementkyoto.jp/

展覧会準備ブログ「REPORT on Trouble in Paradise/生存のエシックスレポート」
http://report-on-tip.blogspot.com/