oval Japan 2010  -patchware on demand-

場所:CLUB METRO   >>> http://www.metro.ne.jp/
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF

日時:2010年10月17日 18:00~

料金:前売¥3,500 ドリンク代別途 当日¥4,000 ドリンク代別途
(※前売りメール予約→[email protected]


Special LIVE: oval(from Germany,Berlin)
Guest LIVE: PsysEx(shrine.jp)
DJ:Dj Tatsuya(Night Cruising)

 

これは間違いなく2010年のエレクトロニック・ミュージックにおける最大のニュースです!

ここから電子音楽の世界にどっぷりと入り込んだ音楽ファンの何と多い事か!
このシーンの扉を大きく開いた伝説のアーティスト『オヴァル』が約10年振りの新作を引っ提げて奇跡の復活!!’90年代中盤、CDに傷をつけ音飛びを発生させたCDスキップを使用したエポック・メイキングな実験電子音響作品を世に送り出し、”グリッチ”、”クリック・アンド・カッツ”というジャンルを創り出し、エレクトロニック・ミュージックの新たな可能性を提示して世界中にフォロワーを増殖させたオヴァルことマーカス・ポップ。彼の登場後の世界は「オヴァル以降」と形容され、その衝撃は”音楽の価値を変換させた”と言われ、既存の音楽に対してのオルタナティヴで有り続けた方法論は、「誰もがオヴァルになれる」という挑発的コンセプトを掲げて発表されたソフトウェア『oavlprocess』などの革命的な作品に昇華された。その後、自らが生み出したラップトップ・ミュージックの隆盛に嫌気がさし、遂には音楽業界からも引退してしまったマーカス・ポップが、オヴァル名義としては2001年の『ovalcommers』以来となる全76曲収録の2枚組新作『o』とともに突如シーンへ帰還!!即完売となった先行シングル『Oh』でも予告されていた新しい「オヴァル・サウンド」はあまりに衝撃的でエモーショナル!マーカス自身がギターやドラムをはじめ全ての楽器を演奏し、「以前とは真逆の方法で音作りをした」と語る新作は、全くもって新しい音の生成過程であり、聴いてほんの数秒で「新しい」と思える程の独創的な世界が広がっている! やはりオヴァルの音楽そのものに挑戦を突きつける姿勢は微塵も揺るがない!
さぁ今宵は9年振りの新作『o』をひっさげ、そしてこれも9年振りとなる来日公演!想い起こせばメトロの「エレクトロニック元年」となった1997年末のオヴァル/マウス・オン・マーズ/ミクロストリア公演の衝撃より13年、またまた、音楽が進化する瞬間に立ち会える歓びと興奮を今から抑える事が出来ません!

 

◎新作リリース情報
オヴァル 『o』
THRILL-JP 47
/ HEADZ 143
¥2,625(Tax in)  
2010/8/18  release
http://www.faderbyheadz.com/


●oval
<http://www.myspace.com/markuspopp>
ドイツはベルリン在住のマーカス・ポップ(Markus Popp)によるソロ・プロジェクト。1993年にAta Takより『Wohnton』でアルバム・デビュー。MILLE PLATEAUXからリリースされた2ndアルバム『systemisch』(1994年)、3rdアルバム『94diskont.』(1995年)によって世界的な評価を獲得する(アメリカではこの2作品以降、現在までThrill Jokceyがライセンスを行っている)。 当初はセバスチャン・オシャッツ、フランク・メツガーとの3人組だったが、この2作の制作には2人は殆ど参加していなかった。1997年にはクリストフ・シャルルとの共演盤『dok』、1999年には誰でもオヴァルになれるというソフトウェアと同名のアルバム『ovalprocess』、2001年にエクストリームかつノイジーな『ovalcommers』を発表している。トータス、坂本龍一、ピチカート・ファイヴ他のリミックスも手掛けている。