夏休み企画展
「ここから 何処かへ」Anywhere from Here

|会期:2012年7月28日(土)−9月9日(日)10:00-20:00
会期中無休・入場無料

|会場:京都芸術センター ギャラリー北・南 ほか
>> http://www.kac.or.jp/
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町 546-2

|出品:國府 理

 

ここから 何処かへ Anywhere from Here

本展では、主に実際に稼働する乗物や機械をモチーフに作品を制作しているアーティスト・國府理を迎え、展覧会を開催します。
國府の作品は必ずしも現実世界での実用的な機能を備えている訳ではありません。では、それらの乗物や機械に装備された機能は何の為にあるのでしょう。それは今、ここから何処かの世界を走り抜け、あるいはその世界の風景を実現する為に作り込まれたものです。作品には実際に走行することができるものもあれば、時間旅行を想像する機能を備えるものもあります。そして乗り物や機械の中に植物などの自然物を抱えた作品は、この現代の様々な機械に支えられた文明から、私たち人間が居なくなった世界を想像の中から作り出そうとしている、といえます。
現実的な技術や自然のサイクル、想像世界が交差するところに生まれる國府の作品は、私たちにあり得るかもしれない別の世界について、現実味のあるものとして想像させてくれます。そうして私たちは、それぞれがあらゆる世界を想像することができるのです。このことは未来について明確な方向性を見出し難くなった現代、私たち自身がこれからの世界を作っていく上で最も重要なのではないでしょうか。

この夏、國府の作品を通して子どもも大人も「ここから何処かへ」の想像の旅に出かけてみませんか。

 

◎関連企画も多数企画中!
本展の開催にあわせ、以下の関連企画を実施します。下記タイトル上のリンクから、各イベントの詳細ページをご覧いただけます。

・こども向けワークショップ「『何処か』に向けての旅じたく」

①「物語るクルマたち-作品から物語を作ろう!」[8/4 講師:白岩玄(小説家)]
②「かなでるクルマ-クルマと一緒に奏でよう!」[8/12 講師:ルビオラ(電子音楽家)]
③「どこかのおもちゃのものがたり」[8/19 講師:國府理(アーティスト)]

 

・トークイベント

「國府理×菱田真史 ‐人と機械と自然のあいだ‐」[8/18]

 

・ライブイベント

「RUBYORLA PLAYS TENORI-ON-Anywhere from Here-」[8/24]

 

|作家プロフィール:

國府 理(こくふ おさむ)

1970 京都府生まれ
1994 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了(彫刻専攻)

主な個展
2001 「KOKUFUMOBIL仮想過去→未来」前橋消防庁舎跡地/群馬
2005 「KOKUFUMOBIL」アートコートギャラリー/大阪
2008 「國府 理/move to moving」(松本市美術館・信州大学合同企画)松本市美術館/長野
2010 國府 理 展「Parabolic Garden」アートコートギャラリー/大阪
2012 國府 理 展「水中エンジン」アートスペース虹/京都 他多数

主なグループ展
2006 「取手アートプロジェクト
2006-仕掛けられた取手-」旧戸頭終末処理場/茨城
2009 「エコ&アート-近くから遠くへ-」群馬県立館林美術館
2010 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2010」六甲ガーデンテラス/兵庫
2011 「TRA:Edge of Becoming」Palazzo Fortuny/ヴェニス・イタリア 他多数

 

|主催:京都芸術センター