KYOTO EXPERIMENT 2012 プレイベント
「ライムント・ホーゲ来日公演記念 特別レクチャー」

KYOTO EXPERIMENT 2012のプログラムが発表されるこの7月にプレイベントとして、ドイツから来日する振付家 ライムント・ホーゲによる特別レクチャーを開催します。
1980年代にピナ・バウシュのドラマトゥルクを務め、その後振付家として精力的に活動するライムント・ホーゲが、多様な視点から創作について語ります。

第1部では、フェスティバルのプログラム・ディレクターによる映像を交えたラインナップ紹介も。舞台芸術の様々な側面が垣間見える、貴重な機会となるでしょう。
>> http://kyoto-ex.jp/info/3528/

 

|プログラム

第1部 KYOTO EXPERIMENT 2012 ラインナップ紹介

今年で3回目を迎える、KYOTO EXPERIMENT。ますます多彩になるプログラムの見どころや、フェスティバルだからこそ見えてくる作品どうしのつながりなど、今年のプログラムの楽しみ方を解説します。

・トーク: 橋本裕介(KYOTO EXPERIMENTプログラム・ディレクター)
・聞き手: 竹内厚(編集者/KYOTO EXPERIMENTドキュメント・コーディネート)

 

第2部 ライムント・ホーゲ 特別レクチャー
「闘いに身を投じる − Den Körper in den Kampf werfen」

横浜日仏学院と東京ドイツ文化センターが協力し、KAAT 神奈川芸術劇場の提携公演として実施するプロジェクト「DANSE / TANZ」で招聘されるアーティスト、ライムント・ホーゲ。今回上演する作品《牧神の午後》や彼のこれまでの創作活動を紹介するだけでなく、記者・作家としての顔も持つ彼ならではの視点で、現代のヨーロッパのダンスの潮流について語ります。

・講師: ライムント・ホーゲ
・聞き手: 古後奈緒子(舞踊研究/批評/dance+/KYOTO EXPERIMENTアドバイザリーボード)
※逐次通訳あり

 

|日時:2012年7月19日(木) 18:30〜21:00

|会場:京都芸術センター フリースペース
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町 546-2 
>> http://www.kac.or.jp/

|料金:500円[予約優先]

|申込方法:以下の申込フォーム、あるいはお電話にてご予約ください。

・Link: 申込フォームhttps://ssl.form-mailer.jp/fms/0344733a198678
・KYOTO EXPERIMENT 事務局 TEL | 075-213-5839 (平日11:00~20:00)

 

|プロフィール:

ライムント・ホーゲ Raimund Hoghe

ドイツ、ヴッパタール生まれ。アウトサイダーや著名人について執筆した評伝を週刊誌『Die Zeit』で発表、これらは本としても出版されている。1980年から90年にはピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団でドラマトゥルクを務め、後に同舞踊団について2冊の本を著している。1989年からは自ら多くのダンサーや俳優のための舞台活動を展開し始めた。1992年には、今日に至るまでパートナーである造形芸術家ルカ=ジャコモ・シュルテとの共同作業が始まった。1994年には最初のソロ作品《Meinwärts》、続いて《Chambre séparée》(1997)、《Another Dream》(2000)を20世紀に関する三部作として発表。
また舞台活動の傍ら多数のテレビの仕事も行っている。そのうちの1本が、1997年西部ドイツ放送の依頼による1時間の自伝的作品《Der Buckel》である。彼の著書は複数の言語に翻訳され、その舞台作品はヨーロッパ各国、さらには日本、オーストラリアなどに招聘されている。受賞歴多数。2001年にはドイツ「ドイツ・プロデューサー振付賞」を受賞した。
2006年、《Swan Lake, 4 Acts》によってフランス批評家による最優秀外国作品賞を、2008年にはダンス専門誌『ballettanz』の批評家投票によって、2008年のベストダンサーに選ばれた。デュッセルドルフ在住。

 

|主催:KYOTO EXPERIMENT
|共催:ドイツ文化センター