未来の途中の星座‐美術・工芸・デザインの新鋭9人展
未来の途中の星座‐美術・工芸・デザインの新鋭9人展
Constellation on the Way to the Future: 9 Newcomers of Art, Craft and Design
|会期:2017年1月10日(火)〜2月24日(金) 10:00~17:00(入館は16:30まで)
|会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
京都市左京区松ヶ崎橋上町
>> http://www.museum.kit.ac.jp/index.html
京都工芸繊維大学美術工芸資料館が若手作家の成長を支援する「未来の途中」プロジェクトをはじめて、4年目を迎えました。これまで30余名の美術・工芸・デザイン分野の20歳代・30歳代の作家たちと協働し、あらためて作家によって成長の定義は様々であること、そうであるがゆえに成長支援は一筋縄ではいかないことが分かりました。ともあれ、ふだん交流する機会の少ない現代美術作家と職人的な工芸作家が作品や制作活動をめぐって語り合ったり、プロジェクト参加作家同士がコラボレーションしたり、あるいは参加作家同士の交流からプロジェクトとは違った場での展覧会が自主的に組織されたりしていることは、このプロジェクトでしか生まれなかった成果であると言って良いでしょう。
さて、この「未来の途中の星座‐美術・工芸・デザインの新鋭9人」展は、今年度「未来の途中」プロジェクトの4期生として公募と推薦によって選ばれた作家9名の作品を展覧するものです。なぜ星座なのか。ふたつの理由があります。ひとつは、夜空に見出される星座のように、出品作家同士や展覧会会場に並ぶ作品が展覧会をつうじて緩やかにつながることを期待しているから。もうひとつは、若手作家の道行きにあたらしい星座を描きたいと考えるからです。複数の星が結ばれ形づくられる星座と同じように、作家の「現在」は過去の色々な出来事から彼/彼女が得た経験によって形づくられています。本展ではそのようにしてある作家の現在=星座に対して、作品を発表・展示する機会、自作について思いを語る機会、キュレーターや批評家、そして鑑賞者のみなさまから批評を受ける機会を作ることで、働きかけを行いたいと考えているのです。 「未来の途中」にいる9名の若手作家たちの瑞々しい表現を、鋭い眼差しをもって、存分にお楽しみください。
|休館日:日曜日・祝日、1月14日(土)
|出品作家: 石黒健一、大橋麻里子、金寶恩、澤田華、細川華子、松浦茜、眞鍋沙智、守屋友樹、米原康人
|入館料 一般200円、大学生150円、高校生以下無料
※京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料で入場できます。
|関連企画:
出品作家がゲストとともに、出品作品やこれまでの作品について意見交換します。出演する出品作家については決まり次第、発表します。
アーティストトーク1
2月4日(土)13:00-15:00 ゲスト:中井康之(国立国際美術館学芸課長)
アーティストトーク2
2月18日(土)13:00-15:00 ゲスト:清水有香(毎日新聞社学芸部)
|主催:文化庁、京都工芸繊維大学、京都工芸繊維大学美術工芸資料館
|制作:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
文化庁委託事業「平成28年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
| SHOP PAGE INDEX | ← Prev | Next → | |
Tweet |