MOVING Screening 2016
MOVING Screening 2016
映像芸術祭 上映プログラム
ドキュメンタリー映画上映:
約100分(『沖へ』約65分、『千葉さん家の夏休み』約35分)
アフタートーク:約40分(村川拓也 他)
|日時:2016年11月6日(日)OPEN 14:00 / START 14:30
|場所:METRO
京都市左京区川端丸太町下ル京阪神宮丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF
>> http://www.metro.ne.jp/
MOVINGでは映像芸術祭の開催などを通し、これまでに様々な映像表現を紹介してきました。2016年はMETRO(京都)にて、映像作品を上映するMOVING Screeningと映像作家とミュージシャンによるライブMOVING Liveの、計2プログラムを行います。
第1部:MOVING Screeningは映像作品の上映プログラムです。今回は、KYOTO EXPERIMENT 2014の公式プログラムへの参加など、国内外で高く評価される演出家/映像作家 村川拓也による被災地を舞台にしたドキュメンタリー映画『沖へ』『千葉さん家の夏休み』の2本を上映します。上映後にはアフタートークも行う予定です。
ドキュメンタリー映画『沖へ』『千葉さん家の夏休み』について
『沖へ』『千葉さん家の夏休み』は東日本大震災における津波で甚大な被害を受けた、宮城県本吉郡南三陸町の歌津を舞台としたドキュメンタリー映画です。『沖へ』では歌津の伊里前地区にある、元禄六年から続くローカルコミュニティー“伊里前契約会” の会長 千葉正海さんとその家族を中心に、伊里前に住む人々が被写体となっています。映画は当時千葉夫妻が暮らしていた仮説住宅内での数回に渡るインタビューや、家々の基礎だけが残り、空洞のようになった町の風景の中を、町の再建と家業である牡蠣養殖の復興に奔走するシーンから構成されています(2011年11月から2012年4月撮影)。『千葉さん家の夏休み』は『沖へ』の続編で、引き続き千葉正海さんとその家族が被災地で日常を送る姿を映しています(2014年7月撮影)。 《『沖へ』というタイトルは、地震があった際に、海の近くで牡蠣剥き作業をしていた千葉さんが「古くからの教えに従い、船を守るために津波が迫る沖へ向かって船を出した」というエピソードから名付けられた。被災者にとって“沖” とは行く先の見えない状況 そのものであって、彼らはそこからまだ戻ってきていないのかもしれない。今や“沖”(= 遠く離れた場所)は非被災地を象徴するものなのかもしれないし、また非被災者にとっては被災地を意味するとも捉えられる。》(『沖へ』公開時のチラシから引用) なお、国内の様々な被災地に取材範囲を広げながら、現在も取材は進行中。
MOVING公式サイト >> http://movingkyoto.jp/
|Profile:
村川 拓也
演出家、映像作家。1982年生まれ。2005年、京都造形芸術大学卒業。2005年、地点(演出:三浦基)に演出助手として所属。2009年、演出家としての活動を開始するため地点から独立。ドキュメンタリーやフィールドワークなどの手法を用い、独自の方法論で演劇を立ち上げる。舞台芸術以外にドキュメンタリー映画の制作も行う。主な演出作品に『ツァイトゲーバー』(2014年 Hebbel am Ufer参加[ベルリン]、フェスティバル/トーキョー2011 公募プログラム参加[東京])、『エヴェレットゴーストラインズ』(KYOTO EXPERIMENT 2014 公式プログラム[京都])、監督作品にドキュメンタリー映画『沖へ』(MOVING 2012参加)がある。
>> http://murakawatakuya.blogspot.jp/
|料金:前売¥800 ドリンク代別途 当日¥1,000 ドリンク代別途
★【Screening+Liveセット券】 前売¥3,000 各ドリンク代別途(ご予約のみ)
※セット券をご購入の場合でも各プログラムでドリンク代が必要となります。
★前売りメール予約アドレス → <[email protected]> まで、
公演日/イベント名/お名前/枚数を明記の上、お申込み下さい。
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