エコロジー空間2013:〈茶室〉のエコロジー
ワークショップ「〈茶室〉を創る、〈茶会〉を行う」プレイベント
日のいちばん長い日の茶会

 

ずっとそうだったし いまもそうだし これからもそうだろう
でも 日のいちばん長い日は いつも この日しかないわけで__

 

茶室には、 光や風、季節など、とりわけ自然のいとなみに着目し、身近な環境のあり方へと意識を鋭敏にさせる数々の「しかけ」がある。その一つひとつをあらためて体感しなおすこと。ともすると暗黙の約束事として語られることが多い茶室の構造を、感覚の原点を呼びさます装置として解体していくこと――。そうした点をねらいとして、京都精華大学建築学科と総合地球環境学研究所「メガ都市プロジェクト」が連携し、2013年初夏、「〈茶室〉のエコロジー」と題した公開講座が行われました。

このたび、その議論にもとづいて、受講学生らによるワークショップ「〈茶室〉を創る、〈茶会〉を行う」を開催するはこびとなりました。京都芸術センターの各所に、学生たちの手になる五つの〈茶室〉が出現します。それぞれの〈茶室〉では、制作学生による〈茶会〉も行われます。本企画は、そのプレイベントとして、担当講師のひとりである鞍田崇を席主として開催するものです。ふるってご参加ください。

 

|日時:2013年6月20日(木)
10:00/11:00/12:00

|場所:京都芸術センター 和室「明倫」
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL:075-213-1000 FAX:075-213-1004

|アクセス: >> http://www.kac.or.jp/access/

|定員: 1席15名(要申込)

|参加費:1,000円(お茶・お菓子付)

|問合せ・申し込み
地球研「エコロジー空間研究会」 [email protected]
*お申込みは、1)ご氏名、2)ご連絡先、3)ご希望時間帯を明記の上、上記アドレスまでEメールにて。

 

|席主: 鞍田崇(哲学者)

|協力(順不同) 堀口一子、片桐功敦、小川紀子、西場麻由加、金岡千賀子、尖遼子、蓮井理恵、滋野正道、山本皓平

 

|略歴:

鞍田 崇 KURATA Takashi

哲学者。1970年兵庫県生まれ。総合地球環境学研究所(地球件)特任准教授。京都精華大学建築学科非常勤講師。暮らしのかたちを問いなおすという視点から、様々なジャンルを手がかりに、現代社会におけるエコロジーの役割を問い、それを表す言葉を探求、多くのトークセッションを手がける。著作に『人間科学としての地球環境学』(共著、2013)、『道具の足跡』(共著、2012)、『〈民藝〉のレッスン』(編著、2012)など。2011年、「民藝へのオマージュ」と題して、明倫茶会(番外編)席主を担当。BLOG:ぼちぼちな日々
>> http://blog.glam.jp/kyoto_life/

 

|関連企画:
エコロジー空間2013:〈茶室〉のエコロジー
ワークショップ「〈茶室〉を創る、〈茶会〉を行う」
日時/2013年6月23日(日) 10:00-16:00
会場/京都芸術センター
定員/席ごとに異なります(申込不要)
会費/1席500円

 

|主催: 京都精華大学建築学科・総合地球環境学研究所「メガ都市プロジェクト」

|共催: 京都芸術センター