カラスマ大学
「小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから」
〜エッセイってなんだろう。じぶんについて書いてみる。

|日時:2012年03月25日(日) 14時00分〜15時15分

|教室:ホテルアンテルーム京都
京都市南区東九条明田町7番
>> http://hotel-anteroom.com/

|定員:30人

|申し込み:応募方法:WEBフォームより<抽選制>
詳細はコチラ↓
>> http://karasuma.univnet.jp/subjects/detail/139

 

生まれたときから両親がスマートフォンやタブレットを持っていて、小学校の低学年で早くもパソコンを習う。そんな「21世紀の日本人」は、あるときはメールで、あるときはツイッターやフェイスブックなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)で、あるいはブログや掲示板で、日々、さまざまな「わたしのことば」を発信しています。「エッセイ」が、個人の体験や知識をもとに、思いや思想を自由に書くものだとすれば、「一億総エッセイスト時代」と言ってしまっても過言ではないかもしれません。

先生のカヒミ カリィさんとナビゲーターの高橋マキは、そんな時代にひょっこりと、「エッセイ本を書く」ことになりました。

けれど、ふたりとも、「本を書く」ための勉強や訓練はしたことがありません。ことに、カヒミさんは、言わずと知れた90年代、渋谷系と称されたミュージックシーンの歌姫。つまり、うたうひと。一方、高橋マキは編集者を目指していたらいつのまにか書くことになっていた、という変則的な経緯をもつライター。だから、本授業でも「文章教室」的なことは何ひとつ語れませんが、だからこそ「じぶんについて書く」ことの戸惑いや迷走、「本をつくること」のおもしろさや大変さ、その裏話や「書けなかったあとこと」などをざっくばらんにお話してみたいと思います。

エッセイってなんだろう。ことばをつむぐことって難しい?じぶんについて書くってどういうことだろう。

幼いころから本好きなわたしたちとみなさんが、そんなことを一緒に考える時間になりますように。

 

【当日の流れ】
14:40 受付開始
14:00 はじまりのあいさつ
14:10 トークセッション「エッセイってなんだろう。じぶんについて書くってどういうことだろう」
15:00 生徒のみなさんの声にも耳を傾けてみる。
15:15 アンケート、解散

※1:当日、教科書代として、ひとり2,000円(カヒミ カリィさんの新著『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』1冊+お茶代)をちょうだいします。できるだけ釣り銭のいらないようにご用意願います。

※2:出版社「主婦と生活社」のPR授業です。本授業に関しては、ツイート、facebookへの投稿、ブログアップなど、自由に行っていただいて構いません(ただし、許可のない撮影と録音はご遠慮願います)。
(授業コーディネイター/高橋マキ)

 

『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』
カヒミ カリィ著
主婦と生活社 (2012/3/2)

 

|プロフィール:

カヒミ カリィ / ミュージシャン

1991年デビュー。以来、国内外を問わず活動を続ける。1998、1999年に全米ツアーを敢行。音楽活動の他、FMラジオのパーソナリティや映画作品へのコメント執筆、字幕監修など幅広く活躍。これまでカルチャー誌や文芸誌などで写真や執筆の連載多数。近年では大友良英氏、菊地成孔氏らのセッションに参加し話題を集めた。2009年に女児を出産、それを機にオーガニックスキンケアをプロデュース。2010年にはアルバム『It’s Here』を発売。
>> http://www.kahimi-karie.com/

 

高橋 マキ / 文筆家

京都在住の文筆家。書店に並ぶあらゆる雑誌、書籍で京都特集記事の執筆、時にコーディネイトやスタイリングを担当。古い町家でむかしながらの日本および京都の暮らしを実践しつつ、「まちを編集する」という観点から、まちとひとをゆるやかに安心につなぐことをライフワークにしている。NPO法人京都カラスマ大学学長。週に1度ラジオパーソナリティ。著書に『ミソジの京都』(光村推古書院)、『読んで歩く「とっておき」京都』(三笠書房王様文庫)。
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