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つなぐ心、つなぐ技。〜朝日焼の四百年
朝日焼十五世・松林豊齋著 刊行記念トークショー

 

 

|日時:2017年1月20日(金)19時〜

 

|会場:誠光社
京都市上京区俵屋町437
>> http://www.seikosha-books.com/

 

 

京都の宇治で四百年続く、小堀遠州ゆかりの茶陶、朝日焼を継いだ十五世・松林豊斎さんが生前に書き遺した、心温まる遺稿集です。また朝日焼の四百年の歴史と、その魅力が静かに語られる一冊でもあります。

この本の出版を記念し、朝日焼十六世・松林豊斎さんによるトークイベントを開催いたします。聞き手にライター・白須美紀さん、写真家・吉田亮人さんをお迎えし、先代十五世松林豊斎さんの仕事について、その考え方、美意識などについてお話をうかがいます。また吉田亮人さんが、十五世の生前最後の姿を撮られた動画も上映致します(約15分)。 ぜひ多くの方に観て戴きたい動画とお話の2時間です。

 

 

|トーク:

 

朝日焼十六世 松林 豊斎〈本名:松林佑典〉

昭和55年7月、朝日焼十五世松林豊斎の長男として生まれる。平成15年3月、同志社大学法学部を卒業。同年4月、日本通運㈱海運事業部に就職。平成16年4月、退社後、京都府立陶工訓練校にて轆轤を学ぶ。その後は父豊斎の許で修行。平成22年1月、京都高島屋美術工芸サロンにて作陶展。平成26年4月、京都高島屋美術工芸サロンにて茶陶展。平成27年3月、英国セント・アイブスのリーチ窯にて作陶。同年10月、フランスのギメ東洋美術館にて作品展示と茶会。在仏日本大使館、在リヨン領事事務所に作品寄贈。平成28年2月、日本橋三越工芸サロンにて茶展開催。同年6月、平等院浄土院にて朝日焼十六世松林豊斎を襲名。高円宮妃殿下より「朝日」の印を拝領する。

 

吉田亮人

1980年宮崎市生まれ。京都市在住。滋賀大学教育学部卒業後、タイにて日本語教師として現地の大学に1年間勤務。帰国後小学校教員として京都市にて6年間勤務し退職。 2010年より写真家として活動開始。2014年12月、初の写真集「Brick Yard」を発行(私家版・限定200部・矢萩多聞デザイン)コニカミノルタフォトプレミオ2014年度大賞、Paris Photo-Aperture Foundation Photobook Award 2015 ノミネート、ナショナルジオグラフィック写真賞2015最優秀賞など受賞多数。

 

白須美紀

京都で活動するフリーランスライター。雑誌や書籍などで執筆するほか、書籍の編集にも携わる。 2014年に西陣織関係の職人たちと「いとへんuniverse」を結成。 職人ルポやエッセイなどを通して、 希少な技術となりつつある西陣絣(にしじんがすり)や手織物の魅力を伝える活動も行っている。現在、雑誌『月刊京都』『AERA』『別冊太陽』などで取材執筆。いとへんuniverse公式サイト(http://itohen-univers.com)にて「ライター白須のいとへん日記」、活版印刷研究所公式サイト(http://letterpresslabo.com)にて「活版クリエイター案内」を連載中。

 

 

|定員:30名

|参加費:1000円+1ドリンクオーダー

|予約方法:
E-mail:[email protected]
(参加ご希望イベント名、お名前、お電話番号をご記載ください)
ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます