OUR dialogue#2 『明るい部屋の中の3つの「写真」』

OUR dialogueは、さまざまな分野で活躍する人を迎えて開催するトークイベントです。2回目のテーマは、写真。写真をもちいた表現活動を行っている3人-上原徹さん、大西正一さん、水木塁さん-と、写真を中心とした視覚文化論を研究している林田新さんをゲストに迎え、9月26日(日)14時から開催します!

■日時:2010年9月26日(日)14:00-16:00
■会場:Social Kitchen2F space  >>> http://hanareproject.net/
(京都市上京区相国寺北門前町699)
■トーカー:上原徹、大西正一、水木塁
■ファシリテーター:林田新(視覚文化論)、安河内宏法(京都市美術館学芸員)
■料金:500円
■定員:20名
■申込方法:イベント名、お名前・ご連絡先を明記し、[email protected]に申込みください。

OUR Official>>> http://our2our.wordpress.com/

 

OUR dialogue#2のテーマは、写真です。しかし、一口に写真と言っても、さまざまな表現があります。実際に、今回のゲスト3人の作品を比べてみると、いずれも写真であることに違いはありませんが、内容や形式においてそれぞれに異なっているように思えます。そこで今回は、3人の作家が「どのような作品を作っているのか」や「なぜそのような作品を作っているのか」についてプレゼンテーションを行い、その後ファシリテーターを交えトークしたいと思います。3人の写真へのアプローチを通して、写真表現の多様性や写真表現の「いま」を感じていただければと思います。

なおOUR dialogueは一方的な講話ではなく、ゲストと参加者が、あるいは参加者同士が対話することを目指します。写真についての専門知識は不要ですので、どうぞお気軽に下さい。

■出演者プロフィール
上原徹 Uehara Toru
2008年 京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程版画領域単位取得退学。主な展覧会に、個展「INERT MODULES」(AD&A gallery,2010年)、「INTERIM SHOW」(京都市立芸術大学新研究棟、2008年)など。

大西正一 Onishi Masakazu
2003年 神戸芸術工科大学視覚情報デザイン学科卒業。主な展覧会に、個展「Portraits」(THE THIRD GALLERY AYA,2010年)、個展「Sequence」(THE THIRD GALLERY AYA,2009年)など。

水木塁 Mizuki Rui
京都市立芸術大学美術研究科博士課程メディアアート領域在籍中。主な展覧会に、「Turm 3. made in Japan」(Galerie pack of patches: Germany,2010年)、個展「NEW WORKS#写真のために」(京都市立芸術大学新研究棟,2010年)、「わくわくJOBAN-KASHIWA プロジェクト」(Takuro Someya Contemporary Art,2009年)、「now here , nowhere」(京都芸術センター,2009年)など。

林田新 Hayashida Arata
同志社大学大学院博士課程在籍中。京都造形芸術大学非常勤講師。主な論考に「写真を見ることの涯に―中平卓馬論」(『写真空間4』所収論文,青弓社,2010年)、「星座と星雲――「名取=東松論争」に見る「報道写真」の諸相――」(『映像学』第84号所収論文,日本映像学会,2010年)、「伊奈信男『写真に帰れ』再考――「宣伝扇動」写真のマニフェスト」(『大正イマジュリィ』第4号所収論文,大正イマジュリィ学会,2009年)など。

■OUR dialogue#2 Staff
企画/ファシリテータ―:安河内宏法、design:中居真理 【ほか未定】

 

OUR dialogue#1
『ポストモダニズムにおけるフィクションの可能性―さまざまな物語に向けて』
>>> http://blog.refsign.net/event/2897.html