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KYOTO EXPERIMENT 2014
木ノ下歌舞伎『三人吉三』

 

 

変貌する時代の足音を聞きながら 運命と強大な社会の中で抗う人々——
木ノ下歌舞伎が同時代に問う群像グラフィティ

 

京都を拠点に、歌舞伎の演目を現代の視点で捉え直してきた木ノ下歌舞伎。主宰・木ノ下裕一の指針に基づいて、演目ごとにさまざまな演出家を起用し上演を重ねている。昨年のKYOTO EXPERIMENTでは、架空の「木ノ下歌舞伎ミュージアム」を開館し、開館式典の祝賀の舞として狂言『三番三』と木ノ下歌舞伎『三番叟』を同時上演。演目の歴史がわかる展示や式典など、観客がツアー形式で体感できる場を提供し、形式的な日本の式典そのものをパロディにしながら、演目の持つ祝祭感覚を現代によみがえらせた。 そして今回、近代歌舞伎の基礎をつくった大劇作家・河竹黙阿弥に満を持して挑む。選ばれた演目は、リズミカルで詩情豊かな七五調の台詞や、華やかな様式美など、まさに歌舞伎の魅力が詰まった『三人吉三』。

 

木ノ下歌舞伎版『三人吉三』は、同じ吉三郎という名を持つアウトロー三人の、単なる不遇な物語にとどまらない。近年の上演形式ではカットされる、三人を取りまく2つのコミュニティの物語を復活させ、複雑に絡み合った人間ドラマと戯曲が内包する同時代性に迫る。 演出は、昨年の『三番叟』をはじめ数々の木ノ下歌舞伎作品を手がけてきた杉原邦生。木ノ下の綿密な調査と戯曲の丹念な読み込みが『三人吉三』を新たに見出し、批評性と祝祭性を兼ね備えた杉原の手腕が鮮やかに空間化する。黙阿弥を、歌舞伎を、ひいては日本の現代演劇の源流を改めて問いなおす。

詳細 >> http://kyoto-ex.jp/2014/program/kinoshita/

 

 

|公演日時:10月
11日(土)16:00-*◎
12日(日)13:00-*◎
*ポスト・パフォーマンス・トーク
※受付開始・当日券販売→開演の60分
◎託児サービスあり(有料・要予約)

 

|会場:京都芸術劇場 春秋座
京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都造形芸術大学内

 

|上演時間:4時間30分(休憩含む)

 

|言語:日本語上演

 

|チケット料金:
一般:前売 ¥3,500/当日 ¥4,000
ユース・学生:前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
シニア:前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
高校生以下:前売 ¥1,000/当日 ¥1,000
ペア ¥6,000(前売のみ)

※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※全席自由 フリーパスやセット券情報はコチラ  
チケット購入ページヘ 

 

|託児: 以下のステージでは託児サービスがご利用いただけます。
11日(土)16:00-
12日(日)13:00-
※託児サービスのご案内はコチラ

 

 

|特集:

桂米團治×木ノ下裕一 対談「古典の型、型破り、そして、、、」(前編) 

 

 

|プロフィール:

 

木ノ下歌舞伎 | Kinoshita-Kabuki

 

歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体。あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするため、主宰である木ノ下裕一が指針を示しながら、さまざまな演出家による作品を上演するというスタイルで、京都を中心に2006年より活動を展開している。2010年度から3カ年継続プロジェクトとして「京都×横浜プロジェクト」を実施。 主な上演作品に『義経千本桜』(2012)、『黒塚』(2013、急な坂スタジオプロデュース)、上演時間6時間に及ぶ『東海道四谷怪談ー通し上演ー』(2013、フェスティ バル/ トーキョー13)など。KYOTO EXPERIMENT 2013では、架空の「木ノ下歌舞伎ミュージアム」を開館させ、ツアー形式の『木ノ下歌舞伎ミュージアム“SAMBASO” ~バババっとわかる三番叟~』を上演し、木ノ下歌舞伎の古典へのアプローチそのものを見せた。
>> http://kinoshita-kabuki.org/