(photo/竹田伊織)

11月6日から京都精華大学で梅田哲也、contact Gonzoによるパフォーマンスを創作するワークショップが開催される。国内外で活躍する2組の作家によるパフォーマンス制作は昨年の横浜国際芸術祭での「停電EXPO」や山口情報芸術センターで行われたロビーパフォーマンス、その後の国内ツアー、あいちトリエンナーレと継続して続けられている。その模様はYoutubeで全世界に配信され、たくさんのアクセスと大きな興味を注がれている。この2組によるパフォーマンスは、いま、世界のパフォーマンスや美術業界、ストリートの世界から大注目されているコラボレーションだ。
今回のワークショップはその奇跡のコラボレーションにただ参加するだけではなく、自らも創作の一端を担う事ができる貴重な体験であることは間違いない。

 

「現代美術+身体表現講座
観察をパフォーマンスする/パフォーマンスが崩壊する」

http://www.kyoto-seika.ac.jp/garden/2010_late/g03.html

見る、聴く、触る、ぶつかる、観察する、無視する…。自分と対象物との間にある関係性には様々な接点が起こります。梅田哲也は空間にギミックを構成しあらゆる現象を引き起こします。その場に居る人も含め、空間自体が関連しあいひとつの体験へと繋がります。contactGonzoは人と人の「接触」から始まる行為です。すべての人が持つ身体を接触させ、ぶつかる音や息づかいを通じて見る物に感覚の湧き起こりを体験させます。講座ではこの二組の作家と一緒にパフォーマンスを制作し、イベント「CLUB GARDEN」として公開発表します。制作の過程をともに体験する事で作品に対する着想から、対象物を観察すること、そして解体について、身近に感じることが出来ます。この講座を通じて現象を捉える新たな視点と身体を養う事を目指します。(講師より)

 

|日程:(全4回)
【第1回】11月6日(土)
14:00~18:00「自己紹介とグループ分け」
【第2回】11月20日(土)
14:00~18:00「制作1/観察する」
【第3回】12月3日(金)
19:00~21:00「制作2/中間発表」
【第4回】12月4日(土)
14:00~18:00「制作3/解体する」
18:00~21:00「発表」(※イベント内で発表)

|講師:     
梅田哲也、contact Gonzo

|受講料:
7,500円(イベント入場料込み)

|会場:
京都精華大学内
http://www.kyoto-seika.ac.jp/

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5343/Fax:075-705-4076
[email protected]

※地下鉄「国際会館」駅3番出口よりスクールバス(無料)をご利用下さい。
※京阪「出町柳」駅下車、叡山電鉄に乗換え「京都精華大前」駅下車すぐ。
※大学に駐車場はございません。公共の交通機関をご利用下さい。

|講師プロフィール
梅田哲也 UMEDA Tetsuya
廃材や日用品を組み合わせて、光や音、動きなどの現象をたちあげたり、その場の状況を逆手にとったような、独特で一回性が高い行為をおこなう。ライブイベントを拠点としながら、アジアやヨーロッパ各地における音楽フェスティバル、美術館における展覧会などに数多く参加。現在「あいちトリエンナーレ 2010」に出展中。
公式サイト/http://www.siranami.com

contact Gonzo
contact Gonzoとは、2006年にダンサーの垣尾優と塚原悠也が開発・命名したメソッドの名称。人と人との間に起こる「接触」というシンプルな物理現象に起因する様々な瞬間的な事象を通し、自らにとっての「世界の仕組み」を紐解こうとする方法論。パフォーマンスの模様は「YouTube」などのメディアを使って即時的に発表される。現在、三ヶ尻敬悟、加藤至、金井悠、塚原悠也のメンバーで大阪を拠点に活動。
公式サイト/http://contactgonzo.blogspot.com/

|協力:山崎伸吾(hanare/Refsign Magazine

 

【関連企画】イベント「CLUB GARDEN」
2010年12月4日(土)18:00〜21:00(開場17:00)
(※詳細は後日、Web・フライヤー等で告知いたします。)

|出演:    
梅田哲也
contact Gonzo
現代美術+身体表現講座受講生
スペシャルゲスト


|入場料:
前売り/2,000円(一般)・1,000円(学生/要学生証)
当日/2,500円(一般)・1,500円(学生/要学生証)
※現代美術+身体表現講座の受講生は、受講料に含みます。

|会場:京都精華大学

(photo/三原聡一郎)